モルタル外壁材の種類と耐用年数・費用相場
みなさま、こんにちは(^^)/
弊社は、地元・地域に愛され続けるお店をモットーに埼玉県越谷市、草加市、吉川市の外壁塗装・屋根塗装工事を行っております。
今回は家の顔とも言える外壁材、特にモルタルについて深掘りしてみたいと思います(^^♪
外壁は私たちの住まいを風雨から守る大切な役割を果たしてくれますが、
その中でもモルタルはその歴史と実績において、多くの家庭で選ばれてきました!
この記事を通じて、モルタルの魅力と、長くその機能を保つためのコツをお伝えしていきたいと思います(^^)/
☆☆☆モルタルの種類☆☆☆
モルタルと一口に言っても、その種類はさまざまです。主には、セメントモルタル、石灰モルタル、そしてポリマーモルタルがあります。それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。
**セメントモルタル**
耐久性が高く、多くの建物の基本となる外壁材です。水や湿気に強く、硬化すると非常に強い仕上がりになります。
**成分と特徴**
セメントモルタルは、ポルトランドセメントを主成分とし、砂や水と混ぜて使用されます。このモルタルは硬化すると非常に強度が高くなり、耐久性や耐水性に優れています。硬化後は非常に堅牢な仕上がりになるため、外壁はもちろんのこと、基礎工事や構造体の接合部分にも使用されます。
**用途**
建物の外壁や基礎
水周りの工事
耐久性が求められる箇所の補修
**石灰モルタル**
自然素材である石灰を主成分とし、環境に優しい素材です。呼吸する壁とも呼ばれ、調湿作用がありますが、セメントモルタルに比べると耐久性は控えめです。
**成分と特徴**
石灰モルタルは、生石灰または消石灰を主成分としています。石灰は自然素材であり、このモルタルは環境に優しく、呼吸する壁として知られています。その調湿作用や、炭酸カルシウムへの変化による自己修復機能が特徴です。ただし、セメントモルタルに比べると強度は低めです。
**用途**
歴史的建造物の修復
自然素材を用いたエコハウスの建築
内装仕上げ材
**ポリマーモルタル**
ポリマーを混合したモルタルで、耐水性や耐候性が非常に高いです。柔軟性もあり、ひび割れに対する抵抗力も持ち合わせています。
**成分と特徴**
ポリマーモルタルは、セメントにポリマー樹脂を加えたものです。この樹脂が添加されることで、伸縮性が増し、ひび割れに対する耐性が向上します。また、耐水性や耐候性も高く、美しい仕上がりが長持ちします。さらに、従来のモルタルに比べて軽量であるため、施工性にも優れています。
**用途**
外壁の仕上げ材
ひび割れが心配な箇所の補修
耐候性を求める建築物の外装
***ポイント***
モルタルの選択は、その用途や求められる特性によって異なります。
セメントモルタルはその堅牢さから、基礎や外壁などの重要構造部に適しています。一方、石灰モルタルはその環境への優しさと調湿機能から、内装や歴史的建造物の修復に利用されることが多いです。
ポリマーモルタルは、耐久性と美観を両立させたい場合に最適で、特に外壁の仕上げ材としてその価値を発揮します。
これらのモルタルの特性を理解することで、より適した素材選びが可能になり、建物を長期的に保つことにつながります。
☆☆☆耐用年数☆☆☆
モルタルの耐用年数は、その種類や施工品質、環境条件、定期的なメンテナンスの有無によって大きく変わります。以下に各種モルタルの一般的な耐用年数の目安を示しますが、これらはあくまで平均的な値ですので、実際の耐用年数はお住まいの環境等により大きく変わってきますので、必要に応じてご参考になさってくださいね。
**セメントモルタル**
**耐用年数の目安** 約20〜30年
セメントモルタルは耐久性が高く、適切なメンテナンスを行うことで30年以上の耐用年数を期待できます。しかし、ひび割れや水の浸入を防ぐための定期的な塗り直しや補修が必要になることもあります。
**石灰モルタル**
**耐用年数の目安** 約15〜25年
石灰モルタルは自然素材であり、調湿作用があるため室内環境を快適に保つことができます。しかし、セメントモルタルに比べると耐久性は劣るため、耐用年数はやや短めです。定期的なメンテナンスと適切な保護処理が重要になります。
**ポリマーモルタル**
**耐用年数の目安** 約30〜40年以上
ポリマーモルタルは、従来のモルタルに比べて耐水性や耐候性、ひび割れに対する耐性が高いため、耐用年数が長いとされています。適切な施工とメンテナンスを行えば、40年以上の耐用年数を期待できる場合もあります。
***ポイント***
これらの耐用年数は、定期的な点検とメンテナンスが行われることを前提としています。外壁のモルタルは、建物を保護する重要な役割を果たしているため、色あせ、ひび割れ、剥がれなどの早期発見と修復が、長い耐用年数を確保する鍵です。また、地域の気候や建物が置かれている環境によっても、モルタルの劣化速度は異なるため、それぞれの状況に合わせた適切な対応が必要になります。
☆☆☆塗装やメンテナンスの費用相場☆☆☆
モルタル壁の塗装やメンテナンスは、美観の維持はもちろん、長期的な耐久性を保つためにも重要です。費用相場は、壁の状態や塗装の種類によりますが、一般的な一軒家の外壁塗装であれば、約30万円〜60万円程度が目安になります。定期的なメンテナンスをすることで、大きな修繕が必要な状態を避け、結果的に長期的なコストを抑えることにもつながります。
モルタル外壁の費用は、既存のモルタル外壁の修理や塗り替えの場合、使用するモルタルの種類、施工する面積、施工業者の地域や技術レベルなどによっても大きく変わるため、ここでの数字はあくまで目安としてご参考にしてください。
**修理や塗り替えの場合**
既存のモルタル外壁の修理や塗り替えを行う場合、その費用は状態によって大きく異なります。小さなひび割れや欠けの補修であれば、それほど高額にはなりませんが、広範囲にわたるダメージの修理や、全面的な塗り替えになると費用は上がります。
**小規模な修理** 数千円から数万円程度
**全面的な塗り替え** 一軒家の場合、約30万円から60万円程度
**全面的な塗り替えの場合**
外壁の面積や使用する塗料の種類、足場の設置が必要かどうかなどによって、費用は大きく変動します。高品質の塗料を使用したり、デザイン性を重視する場合は、さらに費用が上がることもあります。
**費用を抑えるコツ**
**複数の業者から見積もりを取る** 複数の業者から見積もりを取ることで、相場感をつかみやすくなります。
**時期を選ぶ** 施工業者が比較的空いている時期(冬場など)に依頼すると、価格交渉がしやすくなることもあります。
**適切なメンテナンス** 定期的なメンテナンスを行うことで、大規模な修理や塗り替えを避け、長期的にコストを抑えることができます。
***ポイント***
モルタル外壁の費用は、新設、修理、塗り替えなどの内容によって大きく異なりますが、事前にしっかりとした計画と複数の見積もりを取ることで、適切な予算計画が立てられます。また、定期的なメンテナンスにより、外壁を長持ちさせ、結果的にコストを抑えることが可能です。
いかがでしたか?モルタルは、その種類によってさまざまな特性を持っていますね、私たちの住まいを快適にし、安心して過ごすためにも、適切なメンテナンスが必要になってきます。さまざまな機能を長く維持し、美しい外観を保ち続けるためにも適切なメンテナンスは大切ですね。今回の記事が、皆さんのリフォームや住まいづくりにお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
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