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屋根の雪止めって本当に必要?雪国と都市部の違い

塗装の豆知識 2025.02.14 (Fri) 更新

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みなさま、こんにちは!

(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。

当店は「この街に愛されるお店」で在り続けるをモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

冬が訪れると、雪が降る地域では屋根の雪が大きな悩みの種になります。特に、屋根に積もった雪が突然滑り落ちる「落雪」による被害は深刻です。このような問題を軽減するために使われるのが「雪止め」です。でも、雪止めといっても、どんな種類があるのか、どんな家に必要なのかなど、意外と知られていないことも多いのではないでしょうか。また、雪国では「雪止めをつけない」という選択をすることもあるんです。
本ブログでは、雪止めの役割や種類、地域ごとの事情まで詳しく解説します。

 

 

目次

  1. 雪止めの役割と重要性
  2. 雪止めの種類と特徴
  3. 雪国ではなぜ雪止めをつけない場合があるの?
  4. 雪止めが必要な場面・不要な場面
  5. 雪止めを選ぶ際のポイント
  6. 雪止めのメンテナンスと注意点
  7. まとめ

 

 

1.雪止めの役割と重要性

雪止めは、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを防ぎ、落雪による被害を軽減するための設備です。特に、都市部や住宅密集地では、雪止めがあることで安全性が大きく向上します。

雪止めが防ぐ落雪被害

屋根に積もった雪が一度に落ちると、以下のようなトラブルが発生することがあります。

 

  • 人や車への被害
    通行中の人や、駐車中の車が落雪の直撃を受けることがあります。特に、湿った重い雪は威力が強く、大きな損害を引き起こします。

 

  • 建物へのダメージ
    窓や外壁、雨樋が雪の重みで壊れることもあります。これにより、修理費がかさんでしまう可能性も。

 

  • 道路や歩道の雪障害
    屋根から落ちた大量の雪が道路や歩道を塞ぎ、交通の妨げになるケースも見られます。

 

こうしたリスクを減らすため、雪止めは特に雪が少量でも滑り落ちやすい屋根形状の建物にとって必要不可欠です。

 

 

 

 

2.雪止めの種類と特徴

雪止めにはさまざまな種類があり、屋根材や建物のデザインに合わせて選ぶことができます。それぞれの特徴を知ることで、最適なものを選びやすくなります。

雪止め金具

スレート屋根や金属屋根に設置するタイプです。シンプルな構造で取り付けが容易なことが特徴。価格も比較的リーズナブルで、多くの住宅に採用されています。

 

雪止めバー

屋根の端に棒状のバーを取り付けるタイプです。広範囲で雪を止める効果があり、特に急勾配の屋根で重宝されます。見た目が目立ちにくく、美観を損ねないのもメリット。

 

瓦一体型雪止め

瓦に雪止め機能が組み込まれているタイプです。和風住宅にも自然に馴染むデザインで、瓦屋根の家に多く採用されています。

 

樹脂製雪止め

比較的軽量で、金属屋根やスレート屋根にも対応可能。耐久性は金属製には劣るものの、低コストで導入できるため、部分的な補強に適しています。

 

 

3.雪国ではなぜ雪止めをつけない場合があるの?

ここが意外なポイントです。雪国では「雪止めがあると不便になる」という理由から、雪止めを設置しないケースも少なくありません。

雪下ろしの作業性の問題

雪止めがあると、屋根に積もった雪が引っかかり、スムーズに下に下ろすことができなくなります。特に大量の雪を人力で処理する場合、作業が煩雑になるため、雪止めが邪魔になることもあります。

 

屋根にかかる負担

雪止めがあると、屋根に雪が溜まりやすくなります。その結果、積もった雪の重みで屋根材や構造に負担がかかり、屋根が歪んだり、最悪の場合は崩壊する危険性もあります。

 

落雪スペースの確保

雪国の住宅では、屋根から自然に雪が滑り落ちても安全なように、家の周囲に落雪スペースが設けられている場合が多いです。このため、そもそも雪止めを必要としない設計が一般的です。

 

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4.雪止めが必要な場面・不要な場面

雪止めが必要なケース

  • 駐車スペースや歩道が屋根の下にある場合
    雪止めがないと、車や歩行者への落雪事故が発生する可能性があります。

 

  • 隣家との距離が近い場合
    隣家の敷地に雪が落ちて迷惑をかけるリスクがある場合は、雪止めの設置が必要です。

 

  • 屋根勾配が急な場合
    雪が勢いよく滑り落ちやすい屋根には、雪止めが特に重要です。

 

雪止めが不要なケース

  • 落雪スペースが十分に確保されている場合
    周囲に落雪による被害が及ばない設計なら、雪止めが不要な場合があります。

 

  • 雪下ろしを頻繁に行う場合
    雪止めがあると作業の邪魔になるため、雪下ろしが前提の地域では不要とされることも。

 

 

5.雪止めを選ぶ際のポイント

積雪量や雪質に合わせる

雪質や量により、耐久性が求められる場合があります。湿った雪の場合は特に強度が重要です。

 

屋根材や家のデザインとの相性

瓦屋根、金属屋根、スレート屋根など、それぞれに合った雪止めを選ぶことが大切です。

 

設置コストとメンテナンス性

長期的に使用することを考え、初期コストだけでなく維持費も考慮しましょう。

 

 

6.雪止めのメンテナンスと注意点

雪止めも他の屋根材同様、メンテナンスが必要です。設置後に放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 雪止め金具がサビる
  • 強風や雪の重みで歪む
  • 屋根材と雪止めの間に隙間ができる

定期的な点検や掃除を行い、必要に応じて補修することで長持ちさせることができます。

 

 

7.まとめ

雪止めは雪の被害を防ぐために欠かせない設備ですが、その必要性や設置方法は地域や環境によって大きく異なります。お住まいの地域や屋根の構造に合った雪止めを選ぶことで、冬の暮らしをより快適で安全にすることができます。まずは、専門家に相談して最適な方法を見つけてみてくださいね!

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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