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夏の暑さ対策に!遮熱塗料の効果を詳しく解説

塗装の豆知識 2025.05.20 (Tue) 更新

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みなさま、こんにちは!

(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。

当店は「この街に愛されるお店」で在り続けるをモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

夏になると、室内が蒸し暑くなり、エアコンの効きも悪くなってしまう…そんな悩みを抱えるご家庭は多いのではないでしょうか。近年、住宅の快適性や省エネ性を高めるために注目されているのが「遮熱塗料」です。太陽光による熱の侵入を抑え、室温の上昇を防ぐことで、夏の暮らしを快適に、そして経済的にサポートしてくれます。
本ブログでは、遮熱塗料の基礎知識から、遮熱と断熱の違い、遮熱塗料のメリット・デメリット、屋根と外壁のどちらに使うと効果的かまで、詳しく解説します。夏を快適に乗り切るためのヒントとして、ぜひご一読ください。

 

 

目次

  1. 遮熱塗料とは?
  2. 遮熱と断熱の違い
  3. 夏の室内温度上昇を抑え、快適な住環境を実現
  4. エアコンの効きが良くなり、電気代の節約につながる
  5. 屋根・外壁の劣化防止、建物の長寿命化
  6. 屋根と外壁、どちらが効果的?
  7. 遮熱塗料のデメリットと注意点
  8. まとめ

 

 

1. 遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射し、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える特殊な塗料です。従来の塗料に比べて、太陽からの熱エネルギーを建物内部へ伝えにくくするため、夏場の室温上昇を効果的に防ぐことができます。遮熱塗料は主に屋根に使われるイメージが強いですが、外壁にも使用可能です。近年では、戸建住宅だけでなく、マンションや工場、倉庫など、さまざまな建物で採用が進んでいます。

遮熱塗料の仕組みは、塗膜に含まれる特殊な顔料やセラミック粒子が、太陽光の中でも特に熱エネルギーの大きい近赤外線を反射することで、表面温度の上昇を抑えるというものです。これにより、屋根や外壁の表面温度が10〜20℃下がり、室内温度も2〜5℃程度低下することが期待できます。

 

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2. 遮熱と断熱の違い

「遮熱」と「断熱」は、どちらも暑さ・寒さ対策として語られることが多いですが、その役割と仕組みは大きく異なります。

遮熱とは

遮熱は、太陽光(主に赤外線)を反射して、建物の表面温度の上昇を防ぐ技術です。つまり、太陽からの熱エネルギーが建物内部に伝わる前に、外側で跳ね返す役割を果たします。遮熱塗料や遮熱シート、反射率の高い外壁色などが代表的な遮熱対策です。

 

断熱とは

断熱は、建物の内部と外部の間で熱の移動を妨げる技術です。断熱材を壁や屋根、床に施工することで、外気の暑さ・寒さが室内に伝わりにくくなり、また室内の快適な温度も外に逃がしません。断熱の主な目的は、外気温の影響を最小限に抑え、室内の温度を一定に保つことです。

 

違いのまとめ

・遮熱は「熱を反射して外からの熱の侵入を防ぐ」もの。
・断熱は「熱の移動そのものを遅らせる・遮る」もの。

遮熱は主に屋根や外壁の表面、断熱は壁や屋根の内部に施工されることが多いです。
このように、遮熱と断熱は役割が異なりますが、両方を適切に組み合わせることで、より高い快適性と省エネ効果を得ることができます。

 

 

3. 夏の室内温度上昇を抑え、快適な住環境を実現

遮熱塗料を屋根や外壁に施工する最大のメリットは、夏の室内温度上昇を抑えられることです。特に屋根は、建物の中で最も太陽光を長時間・直接受ける部分であり、夏場は屋根表面が70℃を超えることも珍しくありません。遮熱塗料を塗ることで、屋根や外壁の表面温度が大幅に下がり、建物内部に伝わる熱が減少します。

その結果、2階や最上階の部屋が以前より涼しく感じられるようになり、エアコンの設定温度を高めにしても快適に過ごせるようになります。特に、日当たりの良い南向きや西向きの部屋では、遮熱塗料の効果を実感しやすいでしょう。

 

 

4. エアコンの効きが良くなり、電気代の節約につながる

遮熱塗料によって室温の上昇が抑えられると、エアコンの効きが格段に良くなります。これまでエアコンを強めに稼働させていたご家庭でも、設定温度を1〜2℃高くしても十分に涼しさを感じられるようになるため、エアコンの消費電力が減り、電気代の節約につながります。

また、エアコンの稼働時間が短くなることで、機器自体の負担も減り、故障や寿命の延長にも貢献します。遮熱塗料は、快適な暮らしと経済的なメリットを両立できる、まさに一石二鳥の対策と言えるでしょう。

 

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5. 屋根・外壁の劣化防止、建物の長寿命化

高温にさらされる屋根や外壁は、熱による膨張・収縮や紫外線の影響で、塗膜の劣化やひび割れ、変色などが起こりやすくなります。遮熱塗料は、表面温度の上昇を抑えることで、こうした劣化のスピードを遅らせる効果があります。

また、熱による建材の変形や、内部結露のリスクも軽減できるため、建物全体の耐久性向上やメンテナンスコストの削減にもつながります。遮熱塗料は、見た目の美しさだけでなく、建物の寿命そのものを延ばす重要な役割も担っています。

 

 

6. 屋根と外壁、どちらが効果的?

遮熱塗料の効果を最大限に発揮したい場合、まずは屋根への施工をおすすめします。理由は、屋根が建物の中で最も太陽光を長時間・直接受ける部分であり、熱の侵入が大きいからです。屋根から伝わる熱は、特に2階や最上階の室温上昇に直結しやすく、冷房効率にも大きな影響を与えます。

一方、外壁も遮熱塗料の施工が可能ですが、窓やドアなど開口部が多く、太陽光が当たる面積や時間も屋根に比べて限定的です。そのため、外壁に遮熱塗料を塗っても、屋根ほどの劇的な温度低減効果は得にくい傾向があります。しかし、南向きや西向きなど日差しが強く当たる外壁には、一定の効果が期待できるため、屋根と併用することで家全体の断熱性能を底上げすることができます。

 

 

7. 遮熱塗料のデメリットと注意点

多くのメリットがある遮熱塗料ですが、いくつか注意点も存在します。

初期費用が高い

一般的な塗料よりも価格が高く、施工費用も割高になる傾向があります。ただし、長期的な電気代の削減やメンテナンスコストの低減を考えると、十分に元が取れるケースも多いです。

 

冬場の効果が低い

遮熱効果により、冬は太陽熱を取り込みにくくなり、室内が寒く感じる場合もあります。寒冷地では注意が必要です。

 

塗装単体での効果には限界も

建物の断熱性能や周辺環境によっては、期待通りの効果が得られない場合もあります。遮熱と断熱をバランスよく組み合わせることが理想的です。

 

 

8. まとめ

遮熱塗料は、夏の室温上昇を抑えて快適な住まいを実現し、省エネや建物の保護にもつながる、非常に魅力的な塗料です。「断熱」との違いを正しく理解した上で、屋根や外壁への適切な施工を行うことで、より効果的に活用することができます。

とはいえ、製品選びや施工方法には注意が必要なため、信頼できる業者に相談しながら、住まいに合った最適な対策を見つけてくださいね。暑い夏も、遮熱塗料で涼しく、そして経済的に乗り切りましょう。

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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