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『中塗り』を侮るな!外壁塗装の品質と安心を支える大切な工程

塗装の豆知識 2025.07.15 (Tue) 更新

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みなさま、こんにちは!

当店は「この街に愛されるお店で在り続ける」をモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

外壁塗装の中で、多くの人が「一番地味かも…?」と思いがちな「中塗り」。しかしこの工程こそが塗装の耐久性や見た目の美しさを左右し、家を長く快適に守るためには絶対に欠かせません。「なぜ中塗りが必要なの?」「どんな役割があるの?」と疑問を抱く方も多いでしょう。

本ブログでは、外壁塗装の「中塗り」にフォーカスし、その重要性や工程、注意点まで徹底的に解説します。これから塗装を考えている方、基礎からしっかり学びたい方もぜひ参考にしてください。

 

 

目次

  1. 中塗りとは?外壁塗装における位置づけ
  2. 中塗りの主な役割と重要性
  3. 中塗り工程の流れと工夫
  4. 中塗りを怠ると起こる失敗
  5. より良い中塗りのためのポイントと注意点
  6. まとめ

 

 

1. 中塗りとは?外壁塗装における位置づけ

外壁塗装には通常「下塗り・中塗り・上塗り」の3つの工程があります。
中塗りはその名の通り2番目——下塗りで作られた下地の上に塗料を塗り重ね、上塗り前の大切なステップです。

下塗りは外壁と塗料の密着性を高め、上塗りは見た目と耐久性を仕上げる役割。そして中塗りは、その両者をつなぎ、外壁全体の美しさと保護力、塗膜の厚みをしっかり確保するために欠かせません。

 

 

 

2. 中塗りの主な役割と重要性

① 塗料の密着性と塗膜の強化

中塗りは下塗りと上塗りの橋渡し役です。
中塗りをきちんと行うことで、上塗りの塗料がしっかりと密着し剥がれにくくなります。「下塗り→中塗り→上塗り」の順を守ることで、家を雨風や紫外線から強力に守る塗膜が構成されます。

 

② 塗膜の厚みを確保し、耐久性アップ

塗料には「適切な膜厚」が必要で、それによって防水や防カビ、防汚性能など多様な機能を発揮します。1回で厚く塗るとムラや垂れが生じるため、中塗りをはさみ3回重ねることで均一に塗膜を作れるのです。

 

③ 色ムラ・気泡の防止で美しい仕上がりに

1回だけの塗装では下地の色が透けたり、ムラが出たりしやすいものです。中塗り工程を間にはさむことで発色が安定し、仕上げの上塗りをより鮮やかに、美しく見せることができます。

 

④ 塗料本来の性能を最大限発揮

塗料メーカーのカタログに記された耐用年数や性能は「下塗り・中塗り・上塗り」で規定量を施工した場合の数値です。手順を減らすと、本来の機能や耐久性が得られなくなります。

 

 

3. 中塗り工程の流れと工夫

①下塗りの乾燥確認

前工程である下塗りがしっかり乾いていることを確認したうえで、中塗りを開始します。未乾燥のまま進めると後の剥離やムラの原因となります。

 

② 使用塗料の選定

多くの場合、中塗りと上塗りには同じ塗料を使います。こうすることで、色合い・光沢ともに安定し、本来の性能が発揮できるからです。

 

③均一な塗布と適切な乾燥時間

  • 塗料メーカー指定の塗布量と方法を守る
  • 一方向への丁寧な塗り重ねでムラを減らす
  • 一度に厚く塗りすぎず、薄く均一を意識する
  • 塗装後は十分な乾燥時間を設けます。目安は3~6時間(季節や塗料種により異なる)。

 

 

4. 中塗りを怠ると起こる失敗

塗膜の剥がれ・膨れ

十分な中塗りが施されない、もしくは乾燥が甘いと、仕上げの上塗りがしっかり密着せず、数年で剥離や膨れが発生してしまう。

 

色ムラ・艶ムラ

下地や下塗り、そして中塗りの過程でムラができると、上塗りで隠しきれず見た目が悪くなる。

 

塗料本来の性能低下・寿命短縮

指定された膜厚や重ね塗りを省略すると、塗料の性能(防水・防汚・耐久性など)が落ち、本来の耐用年数まで持たないリスクが高まる。

 

悪質な手抜き工事の温床に

「中塗り省略=コストカット」が安易に行われると、見た目では気づきにくいため、注意が必要です。信頼できる業者の選定はとても重要です。

 

 

 

5. より良い中塗りのためのポイントと注意点

乾燥工程を必ず守る

急いで塗り重ねる業者には要注意。乾燥が甘いと見えない内部でトラブルが起きやすい。

 

適切な塗布量を守る

塗料ごとに推奨量や薄め方(希釈率)が違うので、職人の知識や経験値が問われる工程となります。

 

信頼できる塗装業者選び

工程ごとに写真を残してくれる、乾燥時間や塗布量を守るなど「誠実な施工姿勢」が重要です。

 

 

6. まとめ

外壁塗装の「中塗り」は、単なる中間作業ではありません。美しく長持ちする仕上がりを実現し、家の快適性と資産価値を守る要の工程です。

  • 下塗りで作った下地を、中塗りでしっかり補強することで、上塗りの密着力や美観が飛躍的に高まる
  • 必要な膜厚や発色、艶、塗料の本来持つ性能を最大限引き出すには省略できない
  • 丁寧な作業・適正な乾燥、そして手抜き防止の仕組みがすべて大切

工程が多いと手間もコストも増えるように見えますが、それは大切な家を守るための「先行投資」。外壁塗装は見えない部分こそが重要です。
質の高い中塗りが、家の未来・家族の安心をつくります――ぜひ参考にしてください

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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