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屋根と外壁どっちに塗る?遮熱塗料の効果と選び方を解説

塗装の豆知識 2025.07.19 (Sat) 更新

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みなさま、こんにちは!

当店は「この街に愛されるお店で在り続ける」をモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

最近の夏の厳しい暑さに、家の中のムッとした熱気やエアコンの電気代に悩まされている方も多いのではないでしょうか。その悩みを少しでも軽減してくれるのが「遮熱塗料」です。屋根や外壁の塗り替えを検討中の方の中には、「本当に室内温度が下がるの?」「どれだけの効果があるの?」と疑問を持つ方も多いはず。

本ブログでは、遮熱塗料の原理や効果、屋根と外壁での体感の違い、気になるポイントをわかりやすく解説します。遮熱塗料選びに役立つ情報をたっぷりまとめましたので、リフォームや模様替えを考えている方はぜひ参考にしてください。

 

 

目次

  1. 遮熱塗料とは?

  2. 遮熱塗料の仕組みと種類

  3. 遮熱塗料の主なメリット

  4. 知っておきたいデメリット

  5. 屋根と外壁、どちらに塗るべきか

  6. 公開データからわかる遮熱塗料の実力

  7. 遮熱塗料を最大限に活かすポイント

  8. まとめ

 

 

1. 遮熱塗料とは?

遮熱塗料は、太陽光を反射する特殊な顔料や素材が配合されている塗料で、屋根や外壁が受ける熱の量を大きく抑えることができます。これによって、夏場の家全体の温度上昇を和らげ、室内の快適さ向上や冷房費の節約にも貢献します。最近では一般住宅のみならず、オフィスビルや工場、公共施設など幅広く導入されています。

 

 

 

2. 遮熱塗料の仕組みと種類

遮熱塗料の最大の特長は、太陽光の中でも特に熱をもたらす赤外線を効率よく反射できること。塗膜表面に含まれる高機能顔料やセラミック微粒子が、熱を内側へ通しにくくしています。遮熱性能の指標となる「日射反射率」が高いほど優れた遮熱効果が見込めます。

近年は、屋根専用、外壁専用、さらには遮熱と断熱を兼ね備えた多機能タイプも登場。塗料の主成分には、使用頻度や耐久性によってシリコン系やフッ素系、無機系などがあります。一般住宅のリフォームではコストと持続力のバランスを考え、シリコン系や耐久性の高いフッ素系がよく利用されています。

 

 

3. 遮熱塗料の主なメリット

室温の上昇を抑える

屋根や外壁の表面温度が大幅に下がることで、建物内へ伝わる熱の量が減り、夏場の室温上昇を抑えられます。

 

電気代・冷房費の削減

室内温度が下がることで、エアコンの利用時間や消費電力が削減でき、毎年の光熱費も着実に節約できます。

 

建物の劣化防止

遮熱塗料によって屋根や壁の温度上昇が防げるため、熱による塗膜の劣化や下地材の傷みも抑えられます。建物寿命が伸び、メンテナンスの頻度も減らすことができます。

 

環境にもやさしい

エアコン稼働を減らすことで、CO₂排出量削減といった環境貢献にもつながります

 

 

4. 知っておきたいデメリット

初期費用が高い

遮熱塗料は一般的な塗料より高価なため、塗装工事のコストはやや上がる傾向があります。ただし、長期的には光熱費削減やメンテナンス頻度低減で十分元が取れるケースも少なくありません。

 

冬の暖房には恩恵が少ない

遮熱塗料は「熱を伝えにくくする」ため、冬場に太陽光による暖かさを室内に取り込みたい家にはやや不利です。寒冷地の住宅では、使う場所や塗料の種類に注意が必要です。

 

個人差・建物差の影響が大きい

「遮熱効果」は建物の構造や屋根・壁材、断熱性能によって実感に差が出ることも。大型施設や金属屋根ほど効果が現れやすい半面、在来工法の戸建てなどでは「快適さの底上げ」程度のケースもあります

 

 

5. 屋根と外壁、どちらに塗るべきか

遮熱塗料を最も活かせるのは屋根です。屋根は一日を通じて大量の日射を真っ向から受けるため、遮熱塗料の「反射性能」がダイレクトに体感へとつながりやすくなります。
対して、外壁は日射を受ける面積や角度が時間や方位ごとに異なり、熱が室内に伝わりにくい構造を持つため、屋根ほど効果が大きく現れるとは限りません。それでも、外壁全体に施工すれば、建物の熱保護や美観維持、汚れ防止などの副次効果は期待できます。

予算や築年数、建物の立地を考慮して「まず屋根から、余裕があれば外壁も」という段階的な導入が一般的です

 

 

 

 

6. 公開データからわかる遮熱塗料の実力

さまざまなメーカーや第三者機関の試験から、遮熱塗料がどのような効果をもたらすのかが明らかにされています。

  • 工場や大型建物での検証例では、屋根や外壁へ遮熱塗料を施工することで2~3℃、なかには4~6℃の室内温度低下が確認されたものもあります

  • 戸建て住宅の実績でも、夏場の平均室内温度が2℃以上下がった、エアコン使用時間が一日あたり2時間短縮できたというケースが報告されています

  • 塗装現場でも、「同じ建物でも屋根・外壁の色や材質で差が出る」「白色など明るい色ほど反射効果が高い」といった傾向が確認されています

一方で、「住宅の構造や断熱材の有無、立地条件によって体感できる温度差に幅が出る」ことが多いため、期待できる標準的な効果は1~3℃前後とするメーカー解説が一般的です。特に金属屋根や屋根裏空間が広い住宅では効果が出やすい傾向にあります。

 

 

7. 遮熱塗料を最大限に活かすポイント

せっかく遮熱塗料を選ぶなら、効果を最大限に発揮させたいもの。
そのためには以下のポイントをしっかり押さえることが大切です。

  • 屋根には高反射タイプを選ぶと効果アップ

  • 屋根と外壁を組み合わせて施工すれば、建物全体で熱をブロックできる

  • プロによる正しい下地処理・施工で、塗料の持続力と機能性を維持
  • 塗り替えサイクルやメンテナンス時期を計画的に

 

 

8.まとめ

遮熱塗料は、屋根や外壁への塗装によって、夏場の室内温度上昇を和らげるだけでなく、冷房コストの削減や建物の保護、環境負荷低減にもつながる高機能塗料です。中でも屋根への施工は特に効果が高いとされ、一般住宅であれば1~3℃前後の室内温度の低下が期待できるでしょう。

「夏の暑さ対策」「省エネ」「建物の長寿命化」を同時に叶えたい方は、リフォームや塗り替えの際にぜひ遮熱塗料の導入を検討してはいかがでしょうか。建物の条件や目的に合わせた最適なプランを考えることで、ご家族もより快適に、かつ長く過ごせる住まいが実現します。

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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