屋根塗装ができない屋根材とは?種類と対処法を紹介

「そろそろ屋根の塗装を考えたいけれど、うちの屋根は塗装できるの?」
「屋根塗装をお願いしたら、塗装できない屋根材だと言われた…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、屋根材の中には、塗装によるメンテナンスが適さないものがあります。
屋根は普段なかなか目にする機会がないため、ご自宅にどのような屋根材が使われているのか、ご存じない方も多いと思います。
本ブログでは、屋根塗装ができない代表的な屋根材や、塗装が適さない理由、屋根塗装ができない場合のメンテナンス方法についてご紹介します。
ご自宅の屋根が塗装できるのか気になっている方や、戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
1. 屋根塗装ができない屋根材とは?
屋根材には、定期的な塗装によって表面を保護できるものと、塗装によるメンテナンスが適さないものがあります。
特に注意したいのが、1990年代後半から2000年代にかけて販売された一部のノンアスベスト屋根材です。
アスベストを使用しない屋根材への移行が進む中で、製造された製品の一部には、比較的早い段階からひび割れや剥がれなどが発生するものがありました。
1-1. 屋根塗装ができない代表的な屋根材
塗装によるメンテナンスが適さない代表的な屋根材には、次のような製品があります。
■ パミール(ニチハ)
パミールは、屋根材の表面が層状に剥がれていく「層間剥離」が特徴的な屋根材です。
屋根材そのものが剥がれてしまうため、表面に塗装しても根本的な改善にはつながりません。
■ コロニアルNEO(旧クボタ)
コロニアルNEOは、ひび割れや欠けが発生することがある屋根材です。
劣化が進行している場合、塗装しても屋根材の強度を回復できないため、塗装以外の方法を検討する必要があります。
■ レサス・シルバス(旧松下電工)
レサスやシルバスも、ひび割れや欠けなどが問題になることがある屋根材です。
屋根材の状態によっては、塗装によるメンテナンスをおすすめできない場合があります。
■ セキスイかわらU(積水屋根システム)
セキスイかわらUには、製造時期によってアスベストを含む製品と、含まない製品があります。
特に一部のノンアスベスト製品では、ひび割れや表面の剥がれが発生することがあり、塗装が適さない場合があります。
なお、製品名だけで塗装の可否が決まるわけではありません。製造時期や現在の劣化状況を確認することが大切です。
1-2. 屋根塗装ができない理由は屋根材の劣化にある
屋根塗装の主な役割は、屋根材の表面を保護することです。
塗装によって防水性や美観の維持が期待できますが、屋根材そのものの強度を回復させることはできません。
例えば、屋根材に細かなひび割れが多数発生している場合、塗装してもひび割れの原因が解消されるわけではありません。
屋根材自体が剥がれている場合も同様です。
せっかく費用をかけて塗装しても、短期間で再び不具合が発生してしまう可能性があります。
そのため、屋根塗装ができるかどうかは、塗料の性能だけでなく、屋根材そのものの状態を確認して判断する必要があります。

2. 屋根塗装ができない屋根材の見分け方
ご自宅の屋根が塗装できる屋根材なのか、気になる方もいらっしゃると思います。
屋根材は見た目が似ている製品も多く、外から眺めるだけでは種類を特定できない場合があります。
2-1. 屋根材の種類と製造時期を確認する
まず確認したいのが、住宅の建築時期と使用されている屋根材の種類です。
特に、1990年代後半から2000年代に建てられた住宅では、初期のノンアスベスト屋根材が使用されている可能性があります。
ただし、同じ時期に建てられた住宅でも、問題なく塗装できる屋根材は数多くあります。
屋根材を調べる際は、新築時の仕様書や設計図面、建築会社から受け取った資料などを確認してみましょう。
屋根材の商品名が分かれば、塗装に適した製品なのか調べやすくなります。
資料が残っていない場合は、専門業者に確認してもらう方法もあります。
2-2. 屋根材のひび割れや剥がれを確認する
屋根材の状態も、塗装できるかどうかを判断する大切なポイントです。
例えば、次のような症状が見られる場合は注意が必要です。
- 屋根材に細かなひび割れが多数発生している
- 屋根材の先端が何層にも剥がれている
- 屋根材の一部が欠けたり、割れたりしている
- 屋根材が浮いたり、ずれたりしている
ただし、ひび割れがあるからといって、必ずしも塗装できないわけではありません。
部分的な補修を行ったうえで、塗装できる場合もあります。
反対に、見た目には大きな問題がなくても、屋根材の種類によっては塗装をおすすめできないこともあります。
屋根の確認をご自身で行うのは危険ですので、屋根には登らず、専門業者に相談することをおすすめします。
3. 屋根塗装ができない場合のメンテナンス方法
屋根塗装ができないと聞くと、「屋根を全部交換しなければいけないの?」と心配になるかもしれません。
しかし、屋根の状態によっては、既存の屋根材を撤去せずに工事できる場合もあります。
代表的な方法が、屋根カバー工法と屋根葺き替え工事です。
3-1. 屋根カバー工法で新しい屋根材を重ねる
屋根カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい防水シートと屋根材を施工する方法です。
既存の屋根材を基本的に撤去しないため、葺き替え工事と比較して撤去費用や廃材処分費を抑えられる場合があります。
また、屋根の外観を新しくできることもメリットです。
ただし、屋根の下地が傷んでいる場合や、既存の屋根材によっては施工できません。
屋根が重くなることも考慮する必要があります。
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3-2. 屋根葺き替え工事で屋根材を交換する
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。
必要に応じて、屋根の下地や防水シートも新しくできます。
例えば、雨漏りによって下地まで傷んでいる場合には、葺き替え工事が適していることがあります。
一方で、既存の屋根材を撤去するため、カバー工法より費用や工期がかかる場合があります。
屋根材にアスベストが含まれている場合は、適切な調査や処分も必要です。
カバー工法と葺き替え工事のどちらが適しているかは、屋根全体の状態を確認して判断することが大切です。
3-3. 屋根塗装ができるかどうかは診断が大切
屋根塗装を検討する際は、最初に屋根材の種類と劣化状況を確認することが重要です。
また、塗装が必要ない屋根材もあります。
例えば、一般的な粘土瓦は、基本的に屋根材自体を塗装する必要がありません。
つまり、屋根塗装ができない屋根材と、塗装する必要がない屋根材は異なります。
屋根材に合わない工事を行うと、十分な効果が得られず、余計な費用がかかってしまう可能性もあります。
(株)屋根と壁のお店では、越谷市・草加市・吉川市を中心に、屋根塗装や屋根工事のご相談を承っております。
大切なお住まいを長く守るためにも、屋根の状態に合ったメンテナンス方法を選びましょう。
当店の施工事例:吉川市 I様邸|屋根工事の施工事例

4. まとめ
今回は、屋根塗装ができない屋根材についてご紹介しました。
屋根材の中には、塗装によるメンテナンスが適さない製品があります。
特に、一部のノンアスベスト屋根材では、ひび割れや剥がれなどが発生することがあり、塗装以外の方法を検討する必要があります。
ただし、屋根塗装ができないからといって、必ずしもすぐに屋根を交換しなければならないわけではありません。
屋根材の種類や劣化状況によって、必要な工事は異なります。
「自宅の屋根は塗装できるのかな?」
「屋根のメンテナンスは、何をすればいいの?」
そんな疑問がございましたら、お気軽に(株)屋根と壁のお店までご相談ください。
お住まいの状態を確認し、必要な工事をご案内いたします。
執筆者:佐藤 |(株)屋根と壁のお店

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