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色だけじゃない!大切な外壁の質感

塗装の豆知識 2024.10.25 (Fri) 更新

基本を学ぶのコピー (14)のサムネイル

 

みなさま、こんにちは!

(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。

当店は「この街に愛されるお店」で在り続けるをモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

塗装を考えるとき、多くの方は「色」や「耐久性」に重点を置きがちですが、実は「質感」も外壁や内装の雰囲気を左右する非常に重要な要素です。
例えば、同じ色でも質感によって印象は大きく変わります。艶のある仕上げはモダンでシャープな雰囲気を作り出し、一方でマットな仕上げは落ち着いたナチュラルな外観を演出します。さらに、質感によってメンテナンスのしやすさや汚れの目立ちやすさにも違いが生まれ、長期的なメンテナンス費用や頻度に影響を与えることも。建物のデザインやライフスタイルに合った質感を選ぶことで、外観がより魅力的になり、長く快適に暮らすことができます。
では、どんな塗料を使うとどんな質感が得られるのか、具体的に見ていきましょう。

 

 

目次

  1. 質感を決める塗料の種類とは?
  2. マット仕上げの特徴とおすすめ塗料
  3. 半光沢仕上げの特徴とおすすめ塗料
  4. 光沢仕上げの特徴とおすすめ塗料
  5. テクスチャ仕上げの特徴とおすすめ塗料
  6. 質感選びのポイントとまとめ

 

 

1. 質感を決める塗料の種類とは?

塗装の質感は、塗料の種類やその成分によって決まります。選んだ塗料がどのような見た目や触感を生み出すかは、建物全体の印象を左右する大きな要因です。
例えば、ツルツルとした光沢のある仕上がりにするか、それともマットで落ち着いた雰囲気にするか、あるいはザラザラとした立体感を出すかは、使用する塗料次第です。
さらに、耐久性や防汚性能など、実用性にも影響を与えるため、慎重に選ぶ必要があります。

 

 

2. マット仕上げの特徴とおすすめ塗料

特徴

マット仕上げは、光をほとんど反射せず、落ち着いた質感が特徴です。特に、日光が強い場所や住宅街での使用に適しており、眩しさを抑えた自然な外観が求められるシーンで人気です。
また、表面の細かな傷や汚れが目立ちにくく、長期にわたり綺麗な状態を保ちやすいのも利点です。

 

おすすめ塗料

  • アクリル系塗料
    手頃な価格で、幅広いカラーバリエーションが魅力。特に古い建物やナチュラルなデザインに合ったマットな仕上がりが特徴です。
  • フッ素系塗料
    高耐久性を持ち、長期間にわたりマットな質感を保てます。外壁塗装に最適で、特に汚れに強いので、メンテナンスが楽です。

 

メリット

  • 反射が少ないため、建物が落ち着いた印象になります。
  • 傷や汚れが目立ちにくく、手入れが少なくて済みます。

 

デメリット

  • 防水性が低いため、頻繁な雨に晒される場所には適さない場合があります。
  • 他の仕上げに比べて、色あせが早く見られることがあり、塗り替えの頻度が高くなることがあります。

 

 

基本を学ぶのコピー (16)のサムネイル

 

 

3. 半光沢仕上げの特徴とおすすめ塗料

特徴

半光沢仕上げは、ほどよい輝きを持ちながらも、マット仕上げほどの控えめさはなく、適度な光沢を持っています。この仕上げは、華やかさと落ち着きのバランスが取れており、スタイリッシュでありながらも品格が感じられるデザインが特徴です。

 

おすすめ塗料

  • ウレタン系塗料
    柔軟性があり、さまざまな場所に使いやすい汎用性の高い塗料。適度な光沢があり、耐久性も良好です。
  • シリコン系塗料
    耐候性が高く、長寿命のため、外壁や屋根に使われることが多い塗料です。特に価格と性能のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れています。

 

メリット

  • 光沢があるため、建物が洗練された印象になりますが、過度に主張しすぎることはありません。
  • 汚れに強く、メンテナンスが比較的簡単です。

 

デメリット

  • マット仕上げよりは汚れが目立ちやすく、特に日当たりの良い場所では、定期的な清掃が必要です。
  • 下地が目立つため、塗装前の準備が十分に行われていないと不均一な仕上がりになることがあります。

 

 

4. 光沢仕上げの特徴とおすすめ塗料

特徴

光沢仕上げは、表面に高い反射性を持たせ、建物全体に輝きを与える仕上げです。特にモダンな建築物や商業施設など、洗練された印象を与えたい場合に最適です。
また、表面が非常に滑らかで、手触りもツルツルとした感触が得られます。

 

おすすめ塗料

  • ポリウレタン系塗料
    高い耐久性を誇り、光沢を維持しつつ、外壁を長期間保護します。特に新築の住宅やリフォーム時に選ばれることが多い塗料です。
  • フッ素系塗料
    高価ですが、非常に耐久性が高く、長期間光沢を保てるため、メンテナンスコストが抑えられます。高級感のある外観を維持したい方におすすめです。

 

メリット

  • 光沢があることで、建物が常に新しく見え、鮮やかな外観が保たれます。
  • 汚れに強く、防汚性も高いので、メンテナンスが少なくて済みます。

 

デメリット

  • 傷や汚れが目立ちやすく、特に強い光が当たる場所では定期的な手入れが必要です。
  • 塗装前の下地処理が重要で、準備が不十分だと仕上がりに影響が出ることがあります。

 

 

基本を学ぶのコピー (15)のサムネイル

 

 

5. テクスチャ仕上げの特徴とおすすめ塗料

特徴

テクスチャ仕上げは、表面にザラザラや凹凸があり、独特な質感と立体感を作り出します。これにより、建物に個性や重厚感を持たせることができ、視覚的にも触感的にも楽しめる仕上げです。特にデザイン性を重視する外壁やアクセントに使われることが多いです。

 

おすすめ塗料

  • アクリル系塗料(砂入り)
     塗料に砂や粒子を含んでいるため、ザラザラとした仕上がりになります。特にアクセントとして使うと効果的です。
  • 特殊シリコン系塗料
    耐久性が高く、テクスチャの凹凸をしっかり保ちながら、長期間にわたって劣化しにくい塗料です。

 

メリット

  • 凹凸があるため、汚れや傷が目立ちにくく、長持ちします。
  • デザイン性に優れており、建物に独自の個性を持たせることができます。

 

デメリット

  • 凹凸部分に汚れが溜まりやすいため、定期的な清掃が必要です。
  • 塗装技術が必要なため、経験豊富な職人に依頼することが推奨されます。

 

 

6. 質感選びのポイントとまとめ

塗装の質感は、建物のデザインやライフスタイルに合わせて慎重に選ぶべき重要な要素です。マットな仕上げであれば自然な雰囲気、光沢仕上げならモダンな印象、テクスチャ仕上げであれば独特の個性を持たせることができます。実用性やメンテナンスのしやすさも考慮しつつ、理想的な仕上がりを実現するために、自分に合った塗料を選びましょう。

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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