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撥水性と透湿性のバランスの重要性

塗装の豆知識 2024.10.31 (Thu) 更新

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みなさま、こんにちは!

(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。

当店は「この街に愛されるお店」で在り続けるをモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

外壁塗装は家の美しさを保つだけでなく、耐久性を高める重要な役割を担っています。特に、雨風から家を守るための「撥水性」と、湿気を適度に逃がす「透湿性」のバランスが大切です。これらは建物内部の湿気を適度に外に逃がしながら、同時に外からの水を弾いてくれる力。しかし、このバランスが崩れてしまうと、家の中に湿気がこもり、思わぬトラブルが発生してしまうかもしれません。
本ブログは、この撥水性と透湿性のバランスについてご紹介します!

 

 

目次

  1. 撥水性と透湿性の基本的な役割を
  2. 撥水性と透湿性が求められる理由
  3. 撥水性が高すぎるとどうなるの?
  4. 透湿性が高すぎるとどうなるの?
  5. 撥水性と透湿性のバランスを保つポイント
  6. まとめ

 

 

1. 撥水性と透湿性の基本的な役割

家を守る外壁には、様々な機能が求められますが、その中でも特に「撥水性」と「透湿性」は重要な役割を担っています。撥水性とは、文字通り水を弾く性質で、雨や雪から建物を守るために必須です。一方、透湿性は、建物内部の湿気を外へ逃がす働きのこと。どちらも家の劣化を防ぎ、快適な空間を保つために必要な機能です。

特に日本のように、湿度が高く梅雨や台風の季節がある気候では、このバランスが家の寿命を大きく左右します。湿気が逃げにくいと、壁の中で結露が生じてカビが発生したり、木材の劣化を早めたりするリスクが高まるため、どちらか一方に偏らず、撥水性と透湿性のバランスが取れていることが求められます。

 

 

2. 撥水性と透湿性が求められる理由

湿気は目に見えないものですが、家の耐久性に大きく影響します。たとえば木造住宅では、湿気が溜まることで内部が腐食したり、カビの温床になってしまうこともあるため、通気性のある外壁塗装が大切です。また、鉄骨造の建物でも、湿気が溜まると錆びや腐食の原因になるため、適度に水分を逃がす透湿性が重要です。

さらに、日本は地震の多い国でもあるため、家の基礎部分がしっかりしていないと、揺れでダメージを受けやすくなります。そのため、外壁塗装で建物を守ることは、日本の気候や地理的な特性を考慮した場合、特に重要なポイントになります。

 

 

3. 撥水性が高すぎるとどうなるの?

一見、「撥水性が高い=良い」と思われがちですが、実はそうでもありません。撥水性が強すぎると、水は通さなくても湿気も一緒に閉じ込めてしまう可能性があります。たとえば、外壁が完全に水を弾く性能を持っていると、内部に溜まった湿気が逃げる道を失い、家の内部に結露が発生することがあります。

また、撥水性が高い塗料はコーティングが強力であるため、長持ちしやすい反面、万が一、ひび割れや剥がれが生じた場合、湿気がその隙間から入り込みやすいというデメリットもあります。結果として、外壁の内部で湿気が溜まると、湿気によるダメージが進み、ひび割れや剥がれがさらに悪化する可能性があるのです。

 

 

 

 

4. 透湿性が高すぎるとどうなるの?

逆に、透湿性が高すぎると、湿気はよく通すものの、外からの水も一部通しやすくなってしまう可能性があります。透湿性が強い塗料は、特に雨の多い地域や気候条件においては、水が内部に入り込みやすく、外壁の劣化が早まるリスクもあるのです。

また、透湿性が高すぎると、内部の湿気が逃げやすい代わりに、塗膜の劣化が早まってしまうケースもあります。特に長期間メンテナンスができない状況だと、外壁にひび割れが入ってしまったり、塗装が剥がれてしまうことがあるため、透湿性が高すぎる塗料の使用は慎重に検討する必要があります。

 

 

5. 撥水性と透湿性のバランスを保つポイント

では、どうすれば撥水性と透湿性のバランスを上手に保てるのでしょうか?ここではプロの視点から、そのポイントをいくつかご紹介します。

ポイント1:立地や気候に合わせた塗料選び
湿度の高い地域や梅雨が長い地域では、透湿性のある塗料が向いている場合があります。一方で、乾燥した地域では撥水性の強い塗料を優先して選ぶと、外壁の劣化を遅らせることができます。

 

ポイント2:断熱材との相性を確認
特に木造住宅では断熱材を使用するケースが多いため、断熱材の種類や厚みを考慮して塗料を選ぶことも大切です。断熱材は湿気を通しにくいものが多いので、透湿性のある塗料を使うことで湿気が滞留しにくくなります。

 

ポイント3:定期的なメンテナンスを重視する
どんなに撥水性や透湿性が優れた塗料を使っても、年数が経てば劣化は避けられません。定期的なメンテナンスを行い、ひび割れや剥がれがないかを確認することで、塗料の劣化を早期に防ぐことができます。

 

 

 

 

6. まとめ

外壁塗装における「撥水性と透湿性のバランス」は、建物の寿命や住環境の快適さを左右する重要な要素です。このバランスが崩れると、湿気がたまって建物内部にカビや腐食が発生しやすくなり、結果として住宅の耐久性に悪影響を及ぼすことになります。家の立地や気候に合わせて、塗料の種類や透湿性の度合いを調整することが、長持ちする外壁塗装の秘訣です。

外壁塗装は見た目の美しさだけでなく、家族の暮らしを守るための大切なメンテナンス。撥水性と透湿性のバランスを意識して、家を長く快適に保ちましょう。

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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