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外壁と植物のベストな距離と守り方

塗装の豆知識 2024.11.10 (Sun) 更新

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みなさま、こんにちは!

(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。

当店は「この街に愛されるお店」で在り続けるをモットーに

埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

お家の外壁に植木や植物が近すぎていませんか?

庭の植物が外壁に近づきすぎていると、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。特に湿気によるカビや苔の発生や塗装の劣化などがあり、家の健康を損なうことに…。
本ブログでは、外壁と植物の適切な距離についての注意点と対策を詳しくご紹介します。美しい庭を保ちながら、外壁も長持ちさせるための方法を見ていきましょう。

 

 

目次

  1. 外壁に植物が接してしまうとどうなるのか?
  2. 外壁と植物の適切な距離
  3. 植物による外壁への影響とトラブル
    3.1 カビ・苔の発生
    3.2 塗装の剥がれや色褪せ
    3.3 害虫の発生と建物の傷み
  4. 外壁保護のためにできること
    4.1 定期的な植物の剪定
    4.2 植物の配置見直し
  5. まとめ

 

 

1. 外壁に植物が接してしまうとどうなるのか?

庭に植えた木々やツタなどが成長し、外壁に直接触れてしまうと、外壁に湿気がこもりやすくなり劣化が早まる原因になります。湿気は外壁塗装が影響を受けやすく、カビや苔が発生することで見た目が悪くなり、建物の美観を損ないます。
また、カビや苔の発生は美観だけでなく、放っておくと塗装を痛めることに繋がり、塗り直しやクリーニングの頻度が高くなります。

 

2. 外壁と植物の適切な距離

外壁と植物の距離は少なくとも30~50センチは空けることが理想的です。庭に植えた植物が成長するにつれ、意図しない形で外壁に接近することもあります。ツタなど壁に這う植物は特に注意が必要で、成長力が強いため、手入れを怠ると外壁を覆ってしまうことも。植物の成長を見越したスペースを確保することが大切で、外壁に十分な風通しを保つことで湿気がこもりにくくなり、外壁の劣化防止にも繋がります。

 

 

 

3. 植物による外壁への影響とトラブル

3.1 カビ・苔の発生

植物が外壁に近いと、湿気がたまりやすくなります。この湿気が原因で外壁にカビや苔が発生し、外観が悪くなるだけでなく、定期的なメンテナンスが必要になる場合も。カビや苔の繁殖は外壁の劣化にもつながり、クリーニングで取り除ける場合もありますが、広範囲に広がってしまうと塗装の塗り替えが必要になります。

 

3.2 塗装の剥がれや色褪せ

植物の葉や枝が風で外壁にこすれると塗膜が傷つき、塗装が剥がれやすくなります。さらに、ツタが外壁に絡みつく場合には、ツタの根が塗装に食い込んで塗膜を破壊してしまうことも。外壁塗装は建物の美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から家を守る重要な役割があるため、傷ついた部分からの塗膜剥がれは、家全体の耐久性を低下させるリスクがあります。

 

3.3 害虫の発生と建物の傷み

外壁に接近する植物は、害虫の住処になりやすいのも注意が必要です。特にシロアリやカメムシなどが植物から建物に侵入し、木材部分を傷つける原因になり得ます。シロアリは湿気を好むため、植物が密接していることで発生しやすくなり、外壁に隙間ができると家の構造にまで影響を与えかねません。防虫剤などで対策を講じることも考えられますが、植物が外壁から適度に距離を置いていることで発生しにくくなるでしょう。

 

 

4. 外壁保護のためにできること

4.1 定期的な植物の剪定

植物が成長しすぎないように、定期的に剪定することが大切です。庭木やツタなどが伸びすぎないよう、季節ごとに剪定を行うことで風通しが良くなり、湿気もこもりにくくなります。また、植物が成長しすぎて外壁に近づくと定期的な手入れが必要になりますが、日々のちょっとしたメンテナンスを心がけるだけで外壁を守ることができます。

 

4.2 植物の配置見直し

もし植木やツタが外壁に近すぎる場合は、配置を見直すことを検討しましょう。特にツタ類は、外壁から引き剥がすのが難しいため、早めに対応することが重要です。家に密接する植栽を再配置したり、プランターや鉢植えを活用して距離を取るのも効果的です。ツタなどのツル植物を飾る場合も、壁に直接這わせずフェンスなどを利用して壁から距離をとる工夫をして、外壁への負担を減らしましょう。

 

 

5.まとめ

外壁と植物の関係は、お家の寿命や美観に深く関わっています。外壁に近すぎる植物は見栄えが良くても、湿気や害虫によるトラブルを引き起こす可能性があります。植物が直接外壁に触れると湿気がこもりやすく、塗装が痛んでしまったり、害虫が発生する原因になることも。定期的に植物の剪定を行い、外壁から十分に距離を取って、通気性の良い環境を作りましょう。また、庭のデザインを見直し、植物の配置を調整することで外壁への影響を軽減することが可能です。

日頃のメンテナンスと工夫で、お庭も外壁も美しく保ちながら快適な住まいを続けていきましょう。

 

 

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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