はじめての外壁塗装で損しないために――「既定缶数量」を守る理由
みなさま、こんにちは!
当店は「この街に愛されるお店で在り続ける」をモットーに
埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。
外壁塗装の見積書や業者の説明で「既定缶数量」という言葉を目にしても、ピンとこない方も多いでしょう。しかし、この「既定缶数量」を正しく守ることは、塗装工事の品質・耐久性・将来的なコストすべてに直結する重要なポイントです。気にされてない方も多いと思いますが、知識があるとないとでは施工後の満足度に大きな差が出ます。
本ブログでは、これから塗装工事を考えている方が「騙されない」「後悔しない」ために、既定缶数量の考え方や守らなかった場合のリスク、工事前にできるチェック方法まで分かりやすく解説します。
目次
- 既定缶数量とは?
- 既定缶数量を守ることの本当の意味
- 守られなかった場合に起こるトラブル
- これから塗装工事をする人のための確認ポイント
- まとめ
1.既定缶数量とは?
「既定缶数量」とは、メーカーが定める適切な塗布量(=1㎡あたりに使うべき塗料の量)と、実際の塗装面積、塗り回数をもとに計算して必要となる塗料缶の数を指します。
たとえば、外壁が150㎡で、メーカー推奨の塗布量が0.13kg/㎡、1缶15kgの場合、「150㎡×0.13kg=19.5kg」。1缶あたり15kgなら「19.5kg÷15kg=1.3缶」、これを2回塗りなら2.6缶、となります。
この「必要な缶数」を守ることで塗料本来の性能(防水性、密着性、耐久性など)が発揮されます。
また、カタログに「この缶で〇㎡まで塗れる」と書かれている場合は、「塗装面積÷1缶で塗れる面積」としても計算できます。
2.既定缶数量を守ることの本当の意味
塗装工事は「見た目をきれいにする」だけでなく、建物の保護と資産価値維持の役割も大きいです。このため、規定量より少ない塗装は「本来の耐用年数が著しく短くなる」「下地の劣化を早める」などのリスクとなります。防水や防カビ、ひび割れ防止といった機能は所定の厚みがあってはじめて発揮されます。
仕様書や保証書でも「既定缶数量を守っていること」が条件になっていることが大半です。
また壁面の複雑な凹凸や傷み具合によっては、さらに多めに塗る必要がある場合も。これを適切に判断できるかは業者の誠実さや技術に関わります。
3.守られなかった場合に起こるトラブル
- 数年で塗膜がひび割れる、剥がれる、膨れるなどの不具合(早期劣化)
- 雨水の侵入が容易になり、木部や鉄部の腐食、シロアリやカビなどの二次被害
- 外観の色あせやムラが早期に発生し、建物の資産価値が低下
- 数年以内の再塗装が必要になり、結局トータルのコストが大幅に増加
- メーカー保証、業者保証が一切受けられない
場合によっては「安く見積もって実際は必要な塗料を使わない」「塗料を薄めすぎて使う」などの悪質な手抜き工事も起こりえます。
4.これから塗装工事をする人のための確認ポイント
- 見積書の缶数や塗布量の根拠は必ず確認。メーカーの仕様書やカタログも見せてもらう
- 明細や説明が曖昧、“安すぎる”業者は缶数が足りない恐れが高いので要注意
- 契約時・工事中は「使われた塗料の写真」や「空き缶の数の確認」をお願いすると安心
- 自分でも「塗装面積×塗布量÷1缶の容量」で“おおよその必要数”を計算してみる
- 工事内容や不安がある場合は遠慮せず質問し、説明が的確かどうかプロ意識も見極める
ここまで配慮することで、手抜きリスクの回避、長期的に安心なメンテナンスにつながります。
5.まとめ
外壁塗装における既定缶数量は、「品質」と「耐久性」を守るための最低条件です。安さだけで判断せず、その工事が本当に必要な量を使っているか目を光らせましょう。「仕上がり」と「後悔しないためのコストパフォーマンス」は、知識と確認で決まります。塗装工事は長期的な資産管理、生活の安心に直結するもの——正しい知識をもち、信頼できる業者とともに納得できる工事を実現してください。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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