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屋根の安心を支える!貫板の選び方と素材の違いガイド

塗装の豆知識 2025.08.07 (Thu) 更新

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埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。

 

 

屋根リフォームの相談や工事を検討している方の多くが、目につきやすい「屋根材」「棟板金」には注意を払います。しかし、それらを支える下地にある「貫板」は、普段なかなか意識されません。ところが、この貫板の素材選びや施工方法によって、屋根の耐久性や安心度は大きく変わります。従来は杉・松など木材が当たり前だった貫板ですが、近年は「樹脂製」といった新しい選択肢も増え、屋根のメンテナンスやリフォームに革新をもたらしています。

本ブログでは、貫板の基本知識から各素材の特徴・メリット、実際の選び方や注意点まで詳しく解説します。

 

 

目次

  1. 貫板(ぬきいた)とは?その役割と重要性
  2. 従来の木製貫板とその特徴・注意点
  3. 樹脂製貫板の登場と特性
  4. それぞれの素材の違いと選び方のポイント
  5. 貫板交換のタイミングとメンテナンス時の注意
  6. まとめ

 

 

1. 貫板(ぬきいた)とは?その役割と重要性

貫板は、屋根の最上部にある「棟板金」や瓦屋根の「棟瓦」を固定するための下地材です。棟板金は風雨を直接受ける部位であり、その固定力が失われると屋根全体の耐久性が損なわれます。つまり、「貫板=屋根の安全の縁の下の力持ち」といえる存在です。加えて、棟板金の釘やビスがしっかり効くためにも、貫板のコンディションはとても重要です。

 

 

 

2. 従来の木製貫板とその特徴・注意点

日本の住宅で長らく使われてきたのは杉や松などの「木製貫板」です。その理由は、軽量で加工しやすく、低コストで流通も容易だったからです。また、地域ごとに手に入りやすい点も普及理由の一つでした。

しかし、木材は水分を吸収しやすく、棟板金の釘穴や継ぎ目から雨水がしみ込むと徐々に腐食します。腐った貫板は、釘やビスの固定力が落ち、台風などの強風で棟板金が浮いたり飛んだりする事故に直結します。また、木材の劣化は表面からは分かりにくく、発見が遅れがちです。

 

 

3. 樹脂製貫板の登場と特性

こうした木製の弱点を克服する目的で「樹脂製貫板」が誕生しました。樹脂製は「タフモック」など製品名で流通し、主な特長は“水分を吸収せず、腐食もしない”ことです。これにより、抜けやすい釘の問題も減り、長期的な耐久性が向上。中には30年近く性能を維持できると謳うメーカーもあります。

さらに、ビス打ち専用設計でステンレスのビスを併用することが多く、錆びにくく浮きにくい施工が可能です。一方で、樹脂は強い力や誤った施工で割れたり、夏季の高温で変形することがあります。したがって、経験豊富な業者による丁寧な施工が必要です。

 

 

4. それぞれの素材の違いと選び方のポイント

木製貫板はコストで選ぶ人向き。ただし耐久性やメンテナンス頻度を理解する必要あり。雨漏りリスクを防ぐには定期点検が欠かせません。

樹脂製貫板は価格と耐久性のバランス型。なるべくメンテナンス頻度を抑え、長期的な安定を望む方におすすめです。環境によっては熱変形や割れに注意し、信頼できる施工業者の選定がカギです。

 

 

5. 貫板交換のタイミングとメンテナンス時の注意

棟板金が浮いている、屋根の一部にぐらつきを感じる、築12〜15年を過ぎたなどの場合は、必ず専門業者による点検をおすすめします。見た目に問題がなくても、内部の貫板が劣化しているケースは多く、早めの発見と交換が大切です。交換作業を依頼する際は、見積内容や使用部材の詳細説明を求めましょう。

 

 

 

 

6.まとめ

屋根の貫板は、素材進化により様々な選択肢が生まれ、より長持ちでメンテナンスしやすい家づくりが可能になりました。安易に「安さ」だけで素材を選ばず、自宅地域の気候や将来のメンテナンス計画にあわせて適した素材を選ぶことが、安心の住まいを守る一番の近道です。信頼できる職人や施工業者と相談し、ご自身の住環境にベストな貫板を選びましょう。

 

 

本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハッピーなリフォームライフを!!

 

 

 

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