真夏の外壁塗装はできなくなる?国の“夏季休工”制度と計画的な工事への転換
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今夏、国土交通省が発表した新しい政策が、多くの建設業関係者や一般家庭にも大きなインパクトを与えています。それは「真夏の公共事業の土木工事は1~2ヵ月休止できる制度」の本格導入です。気候変動による猛暑が社会問題となるなか、工事現場の安全確保や働き方改革として期待される一方で、今後は民間工事へも拡大の可能性が示されています。外壁塗装のような住宅リフォームの現場にも「夏はできない」状況が現実になるかもしれません。
本ブログでは、発表された内容と経緯、今後の展望、そして外壁塗装工事を計画する上で意識すべきポイントを詳しく解説します。
目次
- 国が発表した「真夏の公共工事休工」制度とは
- 制度導入の背景と目的
- 今後民間工事への拡大も検討
- 外壁塗装が真夏にできなくなる?予想される影響
- 住宅工事が「計画的に考える」ものへ
- まとめ
1.国が発表した「真夏の公共工事休工」制度とは
2025年9月、国土交通省は主に7~8月の猛暑時期に、公共工事の土木作業を1〜2ヵ月休止できる「夏季休工」制度の導入を正式に発表しました。特に直轄や地方整備局発注の工事で、受注者が国と協議して適切な休工期間を定められるよう仕様書に明記されます。従来の年末年始休業や週休2日に加え、気温が極めて高い時期の「安全配慮」を重視した判断で、2026年度から全国展開を目指しています。
対象となるのは道路、河川、橋梁工事など屋外で長時間の作業を伴う土木現場。休工期間中も現場の安全管理や準備作業は継続されますが、過酷な気温下での施工を避けられることは、現場労働者や工程管理にとって大きな進展です。
2.制度導入の背景と目的
気象庁の観測史上で最も暑い夏となった2025年。「熱中症対策」の法令化や建設業界の週休2日制度など、働き方に関わる改革が進むなか、建設現場での労働災害リスク低減が社会的な課題となっています。毎年、猛暑による熱中症事故が絶えず、現場の安全確保が急務となっていました。今回導入された休工措置は、職人や技術者の命を守るための取り組みであり、労働環境の改善、現場管理費補正などの経済的支援も講じられています。
また、政府は今後の建設業界の持続的な発展を見据え、「工期の適正化」「生産性向上」「ICT施工技術導入」など、少人数で効率的な現場運営を推進しています。公共工事の休工が標準化されることで、民間工事にも波及していく動きが予想されています。
3.今後民間工事への拡大も検討
現段階では公共事業や国発注の土木工事が中心ですが、国は民間工事や地方自治体発注の案件にも夏季休工の考え方を広げ、労働環境の標準化と安全性向上に努める方針です。これまでも公共工事の週休2日制や適正工期設定が民間工事モデルに波及してきた事例があります。外壁塗装、屋根工事、住宅リフォームといった一般家庭向けの工事でも、真夏の作業自粛や日中施工時間制限などが現実味を帯びてきました。
近年は自治体や企業で「猛暑日は不稼働日」として工期調整を行う地域も増加しており、今後全国的な波及が見込まれます。
4.外壁塗装が真夏にできなくなる?予想される影響
外壁塗装は「外気温や湿度の影響を強く受ける作業」です。一般的にメーカーの仕様書でも「気温5℃未満・35℃以上、湿度85%以上の日は施工不可」とされてきました。しかし、法規制や行政指導として夏季休工が実施される場合、「高温期=施工禁止」「現場休止」という形が現実になる可能性が高まります。
これは、塗料の硬化不良や乾燥トラブルだけでなく、職人の体調管理(熱中症・脱水症状対策)を最優先するため。住宅の塗り替えや外装リフォームが「夏はできない」「予定が伸びる」ことが今後一般的になるかもしれません。
5.住宅工事が「計画的に考える」ものへ
これまで外壁塗装をはじめとする住宅工事は、梅雨や冬期以外は「いつでもできる」と認識されがちでした。しかし、猛暑期間は工事が原則できなくなり、春や秋に工事業者が集中することが予想されます。計画的に施工時期を選定し、余裕を持った工期の確保や事前の打ち合わせが重要になるでしょう。
また、業者選びや見積もりの際も「夏の工事不可」の可能性を十分に確認し、必要に応じて納期の調整を行うことが必須です。住宅メンテナンスは季節変化や法律に左右される“計画的な事業”になると言えます。
6.まとめ
国の政策発表によって、真夏の公共工事が休止される仕組みが施行され、建設業界に大きな転換期が訪れています。今後は民間工事への拡大も検討され、住宅の外壁塗装やリフォームも真夏には施工できない時期が生まれるかもしれません。これからは「外壁塗装はいつでもできるものではない」「工事は計画的に考えなければならない」という認識が重要になります。
施工主だけでなく、工事業者・メーカーも最新の行政方針を注視し、「熱中症対策」「工期管理」「環境基準遵守」などに積極的に対応していく必要があります。夏の厳しい環境下では安全最優先のため、余裕のあるスケジュールや春・秋の計画的な施工が新常識となるかもしれません。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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