外壁リフォーム前に知りたい!モルタル仕上げ4パターンの魅力
みなさま、こんにちは!
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埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。
住まいの外観を大きく左右するモルタル外壁ですが、実は仕上げ方によって表情や耐久性が大きく変わることをご存じでしょうか?
本ブログでは、住宅やアパートの外壁でよく採用される4つのモルタル仕上げ、「リシン吹付」「スタッコ吹付」「吹付タイル」「左官仕上げ」について、それぞれの工法や特徴、メリット・デメリット、メンテナンスの注意点などを詳しく解説します。どの仕上げが自宅に合うのか、今後の塗り替えやリフォームの参考にしてください。
目次
- モルタル外壁とは?その基本構造
- 4つの仕上げパターンの概要
- リシン吹付の特徴と適した家
- スタッコ吹付の特徴と魅力
- 吹付タイル仕上げの特徴と用途
- 左官仕上げの特徴とデザイン性
- まとめ
1. モルタル外壁とは?その基本構造
モルタル外壁は、セメント・砂・水を主原料としたモルタルを下地に塗り重ね、さらに表面を仕上げ材で装飾する外壁のことを指します。湿式工法で風合いが豊かになりやすく、日本住宅の定番素材です。下地にはラス網(金網)を使用し、その上にモルタルを塗りつけて乾燥させ、表層は仕上げ材で最終デザインと保護機能を持たせます。
2. 4つの仕上げパターンの概要
モルタル外壁の仕上げパターンには主に次の4種類があります。
- リシン吹付
- スタッコ吹付
- 吹付タイル
- 左官仕上げ
それぞれの特徴を以下で詳しくご紹介します。
3. リシン吹付の特徴と適した家
リシン吹付は、細かい砂や石を含んだリシン材をスプレーガンで壁一面に吹き付けて作る仕上げです。表面はザラザラしていて、マットな落ち着きを演出できます。昭和時代の戸建て住宅でよく採用されており、さらっとした軽い風合いが魅力です。
メリット
- コストが安価で施工が早い
- 風通しがよく、通気性も確保しやすい
- 適度な凹凸が汚れを目立たせにくい
デメリット
- 細かな凹凸部分にホコリがたまりやすい
- 経年劣化で表面が剥がれたり、粉っぽくなる(チョーキング現象)ことがある
- ひび割れが発生しやすい傾向
こんな家におすすめ
シンプルで落ち着いた外観を求めていたり、価格を抑えつつも自然になじむ外壁にしたい方に向いています。
4. スタッコ吹付の特徴と魅力
スタッコ吹付は、厚みのあるスタッコ材(セメント系樹脂を混ぜた仕上げ材)をスプレーやコテなどで外壁表面に塗布し、重厚感と立体的なテクスチャーを生み出す工法です。俗に「洋風の家」に採用されることが多く、高級感と独自性のある見た目になります。
メリット
- 厚塗りなので凹凸が深く、陰影によって上質な風合い
- 独特の高級感や洋風らしさがある
- ひび割れが目立ちにくい
デメリット
- 凹凸が深いため、雨だれや汚れが溜まりやすい
- 他の仕上げよりコストが高め
- 汚れやコケの除去が大変で、保守管理の手間がやや多い
こんな家におすすめ
クラシック洋風や重厚なデザインの外観にしたい場合や、個性的な家を目指したい方にぴったりです。
5. 吹付タイル仕上げの特徴と用途
吹付タイルは、タイル調の骨材が入った専用材をスプレーガンで吹き付ける工法です。微細な粒子で表面に模様ができるため耐久性があり、表情は比較的豪華で上質な質感になります。「塗装用タイル」と呼ばれることもありますが、実際の陶器タイルとは異なります。
メリット
- 耐久性があり、雨水に強い
- 仕上がりが多彩でヘッドカットなど模様バリエーションも豊富
- 高級住宅やマンションにも多い
デメリット
- 厚みがあり、剥がれやクラックが生じると目立つ
- 表面の凹凸にゴミが溜まりやすい
こんな家におすすめ
重厚な風合いと長期間の耐久性を重視したい方に選ばれることが多いです。戸建てだけでなく集合住宅でも代表的な仕上げ方法です。
6. 左官仕上げの特徴とデザイン性
左官仕上げは職人がコテなどの道具を用いて手作業で行う工法で、表面模様や質感が豊かに表現できます。パターンやカラーが自在であり「ジョリパット」「土壁調」など商品や技法の幅も広く、最近人気が高まっています。
メリット
- オリジナル模様やテクスチャーで個性的なデザインが可能
- 塗り直しや補修も比較的容易
- 伝統的な和風からモダンデザインまで幅広く対応可能
デメリット
- 職人技のため施工コストが高く、工期も長め
- 仕上げの均一性やクオリティが職人の腕に左右されやすい
こんな家におすすめ
世界でたった一つしかない仕上げにこだわりたい方、和モダンやナチュラルな雰囲気を表現したい方に最適です。
7.まとめ
モルタル外壁の仕上げには、「リシン吹付」「スタッコ吹付」「吹付タイル」「左官仕上げ」という4大パターンがあります。それぞれ外観の雰囲気や機能性、メンテナンス性などに違いがあるため、築年や家族構成、好みにあわせて最適なものを選ぶことが重要です。
将来的な塗替えや劣化への備えのためにも、「どんな仕上げが用いられているか」を知り、住まいの価値を長く保ちましょう。施工業者とよく相談し、今の家に合った仕上げで理想の外観を叶えてください。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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