外壁のシーリング、劣化するとどうなる?

外壁のシーリング、劣化するとどうなる?
みなさま、こんにちは!
当店は「この街に愛されるお店で在り続ける」をモットーに
埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。
外壁をよく見ると、壁と壁のつなぎ目や窓の周りに、ゴムのような柔らかい材料が使われていることがあります。
これは「シーリング」と呼ばれるもので、建物を雨水などから守るために欠かせない部分です。
「シーリングって何のためにあるの?」
「ひび割れていたら、すぐに直したほうがいいの?」
本ブログでは、シーリングの役割や劣化のサインについてご紹介します。
目次
1. シーリングとは?
2. シーリングにはどんな役割があるの?
3. シーリングが劣化する原因
4. 見逃したくない劣化のサイン
5. 劣化を放置するとどうなる?
6. シーリングの補修方法
7. 外壁塗装と一緒に工事する理由
8. まとめ
1. シーリングとは?
シーリングとは、外壁材のつなぎ目や窓の周囲などにできる隙間を埋めるための材料です。
「コーキング」と呼ばれることもありますが、住宅の外壁工事では、ほぼ同じ意味で使われています。
特にサイディング外壁のお住まいでは、外壁材と外壁材の間にシーリングが施工されていることが多くあります。
外壁は一枚の大きな壁でできているわけではなく、複数の外壁材を組み合わせて施工されている場合があります。
そのつなぎ目を何もせずに放置してしまうと、雨水が入り込んだり、外壁材同士が接触したりする可能性があります。
そこで活躍するのがシーリングです。
柔軟性のある材料で隙間を埋めることで、建物を守る役割を果たしています。

2. シーリングにはどんな役割があるの?
シーリングには、大きく分けて2つの重要な役割があります。
雨水の侵入を防ぐ
シーリングの大切な役割のひとつが、雨水の侵入を防ぐことです。
外壁材のつなぎ目や窓の周囲は、雨水が入り込みやすい場所でもあります。
シーリングによって隙間をふさぐことで、雨水が建物内部へ入り込むリスクを減らしています。
ただし、住宅の防水はシーリングだけで成り立っているわけではありません。
外壁の内側にある防水シートなどと組み合わせることで、建物全体の防水性能が保たれています。
建物の動きに対応する
建物は、風や地震、気温の変化などによって、わずかに動いたり伸び縮みしたりしています。
外壁材も同様に、温度変化などによって膨張や収縮を繰り返します。
シーリングには弾力性があるため、こうした動きに追従し、外壁材同士が直接ぶつかったり、負担が集中したりすることを軽減しています。
つまり、シーリングは単に隙間を埋めるだけではなく、建物の動きを吸収するクッションのような役割も担っているのです。
3. シーリングが劣化する原因
シーリングは、施工したときの状態がずっと続くわけではありません。
外壁と同じように、年月の経過とともに少しずつ劣化していきます。
主な原因には、次のようなものがあります。
- 紫外線の影響:日光を浴び続けることで、材料の柔軟性が失われやすくなります。
- 雨風の影響:雨や風にさらされることで、少しずつ劣化が進みます。
- 気温の変化:暑さや寒さによる伸縮が繰り返され、負担がかかります。
- 建物の動き:地震や風などによる建物の動きも、シーリングに影響します。
一般的に、シーリングの耐用年数は10年前後がひとつの目安とされることがあります。
ただし、使用されている材料や施工方法、日当たりなどの環境によって大きく異なります。
最近では耐久性の高いシーリング材もありますので、年数だけで判断するのではなく、実際の状態を確認することが大切です。
4. 見逃したくない劣化のサイン
シーリングの劣化は、目で見て確認できる場合があります。
ご自宅の外壁を見たときに、次のような症状がないかチェックしてみましょう。
ひび割れ
シーリングの表面に細かなひび割れが発生している状態です。
紫外線などの影響で柔軟性が失われ、表面が硬くなってくると、ひび割れが起こりやすくなります。
小さなひび割れでも、劣化が進んでいるサインのひとつです。
肉やせ
シーリングが痩せて、施工当初よりも細くなったり、へこんだりしている状態です。
材料の収縮や経年劣化などによって発生することがあります。
肉やせが進むと、外壁材との間に隙間ができる場合もあります。
剥離(はくり)
シーリングが外壁材から離れて、隙間ができている状態です。
外壁材とシーリングの間に隙間ができることで、雨水が入り込みやすくなる可能性があります。
剥離は、経年劣化だけでなく、施工時の下地処理や材料の相性などが原因となる場合もあります。
破断(はだん)
シーリングが途中で裂けたり、切れたりしている状態です。
柔軟性が失われたシーリングが、建物の動きについていけなくなることで発生する場合があります。
破断している部分は隙間ができていることもあるため、早めに状態を確認してもらうことをおすすめします。
5. 劣化を放置するとどうなる?
シーリングが劣化しているからといって、すぐに雨漏りが発生するわけではありません。
しかし、劣化した状態を長期間放置してしまうと、建物にさまざまな影響が出る可能性があります。
例えば、シーリングの隙間から雨水が入り込むと、外壁の内側にある防水シートや下地などに負担がかかる場合があります。
さらに、防水シートなどにも不具合があると、建物内部への雨水の侵入につながる可能性があります。
その結果、
- 外壁内部の木材が腐食する
- 下地材が傷んでしまう
- 室内に雨染みが発生する
- 雨漏りにつながる
といった問題が起こることも考えられます。
もちろん、シーリングの劣化がすべて雨漏りにつながるわけではありません。
大切なのは、小さな劣化のうちに状態を把握し、必要なタイミングで適切な補修を行うことです。
6. シーリングの補修方法
シーリングの補修には、主に「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法があります。
打ち替え工事
打ち替えとは、古いシーリングを撤去して、新しいシーリング材を充填する方法です。
一般的に、サイディング外壁の目地部分では、この打ち替え工事が採用されることが多くあります。
基本的な工程は次のとおりです。
1. 古いシーリング材を撤去する
2. 目地部分を清掃する
3. 必要な養生や下地処理を行う
4. プライマーを塗布する
5. 新しいシーリング材を充填する
6. 表面を整えて養生を撤去する
その後、使用した材料に応じて、適切な乾燥・硬化期間を設けます。
古い材料を撤去して新しく施工するため、シーリング本来の性能を回復させることが期待できます。
増し打ち工事
増し打ちとは、既存のシーリングを撤去せず、その上から新しいシーリング材を充填する方法です。
窓のサッシ周りなど、既存のシーリングを撤去することで、周囲の防水部材を傷つけるおそれがある場所で採用されることがあります。
ただし、増し打ちはどの場所でもできるわけではありません。
既存のシーリングの状態や、新しく充填する材料の厚みなどを考慮する必要があります。
打ち替えと増し打ちのどちらが適しているかは、施工する場所や建物の状態によって異なります。

7. 外壁塗装と一緒に工事する理由
外壁塗装を行う際、シーリング工事も一緒に行うことが多くあります。
その理由のひとつが、外壁とシーリングの劣化時期が重なりやすいことです。
外壁塗装できれいになっても、シーリングが劣化したままでは、外壁の防水性能に不安が残ってしまう場合があります。
また、シーリング工事には足場が必要になるケースが多いため、外壁塗装と同時に施工することで、
別々に工事するよりも足場費用を抑えられる可能性があります。
もうひとつ大切なのが施工後の乾燥・硬化期間です。
シーリング材は、充填してすぐに完全な性能を発揮するわけではありません。
使用する材料や気温、湿度などによって硬化に必要な時間が異なるため、適切な期間を確保する必要があります。
当店では、シーリング工事後に約1週間の乾燥・硬化期間を設けることを基本としています。
外壁塗装は、塗料をきれいに塗ることだけが大切なのではありません。
その前に行う下地処理やシーリング工事も、仕上がりや耐久性に関わる重要な工程です。
8. まとめ
シーリングは、外壁のつなぎ目や窓の周囲などに使われている、建物を守るための大切な材料です。
普段はあまり目立たない部分ですが、雨水の侵入を防いだり、建物の動きに対応したりと、重要な役割を担っています。
シーリングのひび割れや剥離などを見つけた場合は、すぐに大きな問題が起こるとは限りませんが、劣化が進んでいる可能性があります。
外壁塗装を検討する際には、外壁の色あせや汚れだけでなく、シーリングの状態にも目を向けてみましょう。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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