積水ハウス ダインコンクリート タフクリア-30未採用住宅のメンテナンス戦略
みなさま、こんにちは!
(株)屋根と壁のお店のブログ担当佐藤です。
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積水ハウスのオリジナル外壁材「ダインコンクリート」は、デザイン性と耐久性を兼ね備えた高級外壁材として知られています。特に「タフクリア-30」採用住宅では「30年メンテナンスフリー」が謳われますが、未採用住宅では根本的なメンテナンス戦略が異なります。
本ブログでは、タフクリア-30未採用のダインコンクリート外壁の特性を解説し、適切なメンテナンス方法と業者選びのノウハウを伝授します。
目次
1.ダインコンクリートの特徴
2.タフクリア-30 未採用外壁
3.外壁塗装を依頼する先は、ハウスメーカーだけじゃない
4.失敗しない業者選びのチェックポイント
5.まとめ
1. ダインコンクリートの特徴
積水ハウスが開発したダインコンクリートは、厚さ約55mmのコンクリート系外壁材です。一般サイディング(厚さ約15mm)と比べ、深い彫り加工による立体感と高級感が特徴で、耐火性(約840℃耐熱)や断熱性にも優れています。
デザイン性と実用性の両立
凹凸を活かした意匠性は職人の手作業で実現され、コンクリートならではの重厚感が住宅の格調を高めます。同時に、独立気泡構造による断熱効果や、衝撃への強さも兼ね備えています。
塗装依存の防水性能
ダインコンクリートは塗装仕上げが前提の外壁材です。塗膜が雨水の浸入を防ぐため、定期的な塗装が不可欠です。建築時に「タフクリア-30」を採用していない場合、防水性能の維持は完全に塗装メンテナンスに依存します。
2. タフクリア-30 未採用外壁
積水ハウスのダインコンクリート外壁におけるタフクリア-30未採用製品の販売期間は、公式情報と関連資料から以下のように整理できます。
タフクリア-30未採用外壁の販売期間
開始時期:1984年(ダインコンクリート外壁の初代製品発売時)
終了時期:2014年5月(タフクリア-30採用の「イズ・シリーズ」リニューアル時)
背景と技術変遷
1984年:ダインコンクリートが初代外壁材として発売。当時は防汚塗装技術が未発達で、標準的な塗装仕様(15年メンテナンスサイクル)が採用されていました。
2007年4月:防汚塗装「タフクリア」が初導入されましたが、この時点では「タフクリア-D」「タフクリア-E」などバリエーションが存在し、ダインコンクリート全製品に標準化されていませんでした。
2014年5月:タフクリア-30(30年耐久型)を標準採用した「イズ・シリーズ」が発売。これ以降、ダインコンクリート外壁の新規販売ではタフクリア-30が基本仕様となりました。
劣化のリスク
ひび割れ:築20年前後で目地部分にひびが入りやすく、雨水浸入による内部劣化を招く。
塗膜の剥離:紫外線や熱膨張により塗装が剥がれ、防水機能が低下する。
コーキングの劣化:目地部分のシーリング材が硬化・収縮し、隙間が生じる。
メンテナンス時期の見極め
チョーキング:表面が白く粉化したら塗装のタイミング。
変色・汚れ:防汚機能がないため、汚れが蓄積しやすい。
局部の膨れ・剥がれ:塗膜の浮きは内部に水分が侵入している証拠。
3. 外壁塗装を依頼する先は、ハウスメーカーだけじゃない
積水ハウスは自社施工を推奨しますが、コスト面や柔軟な対応を求める場合、専門業者への依頼も選択肢です。
専門業者のメリット
コスト削減:ハウスメーカーより10~30%費用を抑えられるケースが多い。
技術的特化:ダインコンクリートの深い彫りに対応した吹き付け塗装などのノウハウを持つ。
柔軟な提案:塩ビシート防水の補修やトップコート塗布など、付帯工事を包括的に対応。
注意点
ハウスメーカー仕様の外壁材は施工方法が特殊なため、実績のある業者を選ぶ必要があります。特に目地処理や吹き付け塗装の経験が重要です。
4. 失敗しない業者選びのチェックポイント
信頼できる業者を見極めるため、以下の点を確認しましょう。
施工実績:ダインコンクリートや他社外壁材の施工例を具体的に提示できるか。
技術力の証明:職人の技術認定(塗装技能士)や防カビ工法の有無。
現場対応:現地調査時の説明の丁寧さと課題発見力。
保証内容:最長10年の保証やアフターサービス体制。
見積もりの透明性:内訳明細と根拠のある単価提示。
相見積もりの活用:3社以上の比較で適正価格を把握。
悪質業者を見抜くポイント
・「今すぐ工事が必要」と焦らせる営業トーク
・現地調査なしの概算見積もり
・保証内容のあいまいさ
5. まとめ
タフクリア-30未採用のダインコンクリート外壁は、塗装メンテナンスが耐久性を左右します。定期的な点検を行い、ひび割れや塗膜の状態を確認しましょう。業者選びでは「実績」「技術力」「保証」の3点を重点的に比較し、ハウスメーカー以外の専門業者も検討対象に入れることがコストパフォーマンス向上の鍵です。外壁の美観と機能を長期間維持するため、早期のアクションを心掛けてください。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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