木製と樹脂製、どっちが正解?貫板選びのポイント
みなさま、こんにちは!
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埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。
前回のブログでは、屋根リフォームの「縁の下の力持ち」ともいえる“貫板”の役割や、木と樹脂それぞれの素材について基礎知識をご紹介しました。今回のブログではその続きとして、「結局どちらを選ぶのがあなたの住まいに最適なのか?」を、より深く掘り下げていきます。木・樹脂それぞれのメリットやデメリット、選び方のポイント、そして最近の屋根リフォームで選ばれる理由まで、徹底解説。
前回の記事を読んで「自宅にはどちらが合うんだろう?」と気になった方へ――素材選びで後悔しないためのヒントをお届けします。
目次
- 木製貫板と樹脂製貫板の基本比較
- 木製貫板のメリット・デメリット
- 樹脂製貫板のメリット・デメリット
- 選び方のポイント
- まとめ
1.木製貫板と樹脂製貫板の基本比較
貫板は棟板金や瓦の棟をしっかりと固定する重要部材です。かつては杉や松などの天然木が主流でしたが、現在ではプラスチック樹脂を用いた製品(タフモックなど)も一般化しています。木製は価格や加工性で優れ、樹脂製は耐水性と耐久性で勝ります。まずは両者の特徴を整理しましょう。
2.木製貫板のメリット・デメリット
木製貫板は木ならではの作業性・なじみやすさがあり、日本の気候に長く親しまれてきました。軽くて扱いやすく、コストを重視する方に最適です。ただし、水分を吸収してしまう弱点があり、通年多湿な地域や風雨の当たりやすい場所では「腐食→ビス・釘の浮き→雨漏り」といった連鎖がしばしば起きます。特に築10年超の屋根点検で「貫板の腐り」が見つかるケースは少なくありません。
メリット
- 価格が安い
- 加工がしやすい
- 補修時の入手がしやすい
デメリット
- 水分による腐食が避けられない
- 耐久性が短い
- 内部劣化が発見しにくい
- 数年ごとの点検推奨、メンテナンス頻度が高くなりやすい
3.樹脂製貫板のメリット・デメリット
樹脂製貫板は「腐らない」「水を吸わない」という大きな安心感が魅力です。一度施工したら20〜30年メンテナンス不要とされる製品もあり、長期視点でメンテナンス負担を減らしたい人には最適です。また、製品によってはリサイクル材を用いた「環境配慮型」も登場し、時代の要請にも応えています。しかし、強い衝撃で割れやすいことや、真夏の炎天下などでは膨張や変形リスクもゼロではありません。「精度ある施工が必要」「経験値によって仕上がりが変わる」職人さんの技術が必要とされます。
メリット
- 水分を全く吸わないため腐食しない
- 長期的な耐久性に優れる
- 錆びないビスと組み合わせることで固定力も維持
デメリット
- 木製より材料費が高い
- 強い衝撃や熱で割れ、変形のリスクがある
- 施工技術に差が出やすい
4.選び方のポイント
耐久性
木製は概ね10〜15年で交換推奨ですが、樹脂製は20年以上使えるとされています。屋根を長く美しく保ちたい場合、樹脂製が明らかに優勢です。
コスト
初期費用は木製が安いですが、交換や点検の頻度を加味すれば、結果的に樹脂製の方が総合コストで優れるケースは少なくありません。
メンテナンス性
木製は気候の影響を受けやすく、定期的な点検と早期交換が欠かせません。対して樹脂製はメンテナンス頻度が減るため、ライフスタイルや将来設計を重視する世帯におすすめです。
その他
自宅の地域気候(雨や雪、台風など)や施工する業者の実績も重要な判断材料です。特に新築ではなくリフォームの場合、「屋根全体の状態把握」と合わせて検討しましょう。
5.まとめ
「木」と「樹脂」にはどちらも長所と短所があり、万能な選択肢はありません。最重要なのは「今の住まいや将来の計画に合った素材を、信頼できる業者の丁寧な施工で使う」ことです。メンテナンスの手間を最小限に、将来への備えを万全にするなら樹脂製貫板。イニシャルコストや入手性を重視するなら木製貫板。どちらを選ぶにせよ、気候条件やご家庭の暮らし方、担当業者とのよく話し合い、「納得できる屋根リフォーム」を実現してください。
屋根の基礎である貫板を妥協なく選ぶことで、住まいの安心・快適が長く続きます。あなたの住まいに最適な一枚を、ぜひこの機会に見直してみましょう。
本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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