
2025年07月21日 更新
外壁塗装の専門用語、やさしく解説します
みなさま、こんにちは! 当店は「この街に愛されるお店で在り続ける」をモットーに 埼玉県越谷市・草加市・吉川市の外装塗装・屋根塗装・雨漏り工事を行っております。 住宅の外壁塗装を考え始めると、見積もりの説明や業者との打ち合わせで「養生」「下地処理」「コーキング」「チョーキング」といった、聞きなれない専門用語に出会うことが多くなります。これらの用語は工事の品質や費用に直結する大切な意味を持っているため、意味を知らずに工事を進めてしまうと、納得できない仕上がりや不要なトラブルにつながる可能性もあります。 本ブログでは、外壁塗装についてよく使われる専門用語を丁寧に解説し、みなさまが業者と対等に話し合い、納得のいく工事を実現できるようサポートします。初めての塗装工事でも安心して判断できる知識を身につけましょう。 目次 塗装工程でよく聞く用語 材料や塗料の種類に関する専門用語 仕上げ・トラブル・保証関連の重要ワード 外壁・屋根の部位や付帯部品の名称 まとめ 1. 塗装工程でよく聞く用語 足場(あしば) 作業員が安全かつ効率的に高所作業を行うために仮設する設備。足場の設置は工事費の中でも大きな割合を占める。 養生(ようじょう) 塗装しない部分(サッシや窓、植栽、地面など)をビニールやテープで覆い、塗料が付着するのを防ぐ作業。丁寧な養生が仕上がりを左右する。 高圧洗浄(こうあつせんじょう) 強い水圧で外壁表面のホコリやカビ、コケ、古い塗膜を除去し、塗料の密着性を高める準備作業。手抜きされると塗膜剥離の原因になる。 下地処理(したじしょり) ヒビや剥がれ、劣化部分を補修し、表面を整える工程。下地処理が不十分だと仕上がりや耐久年数に悪影響を及ぼす。 クラック・ヘアークラック クラックは外壁のヒビ割れ全般を指し、特に細い(髪の毛ほどの)ヒビは「ヘアークラック」と呼ばれる。クラックは雨漏りや外壁内部の劣化を招くため必ず補修する。 コーキング(シーリング) 外壁やサッシの目地などに充填して防水性や気密性を保つ材料と、その作業。新築時や塗り替えごとに「打ち替え」や「増し打ち」が必要とされる。 下塗り・中塗り・上塗り 「三度塗り」と呼ばれる標準的な塗装工程。下塗りは下地との密着、中塗りは厚みと色の均一化、上塗りは美観と耐久性付与のために実施される。 2. 材料や塗料の種類に関する専門用語 シーラー 下地に染み込ませて塗装の密着性を高めたり、吸い込みを抑えたりする下塗り塗料。セメント系の外壁で重要な役割を持つ。 フィラー コンクリートやモルタルなどの凹凸やヒビを埋める下地調整材。下塗りとして使うことで仕上がりを平滑に整える。 プライマー 主に鉄部や金属面に使う下塗り材で、防錆や密着性を高める。 シリコン塗料/フッ素塗料/ウレタン塗料 塗料の主成分による分類。シリコンはコスト・耐久性のバランスが良く一般的。フッ素は高価だが耐用年数が長く、ウレタンは柔軟性に優れるが耐久年数はやや短い。 遮熱塗料・断熱塗料 太陽光の熱を反射・遮断したり、建物内部の熱を外に逃がしにくくする機能性塗料。省エネや快適な室内環境作りのために注目されている。 チョーキング 塗膜が劣化し、手で触れると粉が付着する現象。再塗装のサインのひとつで、紫外線や風雨によって塗膜中の樹脂成分が分解することで起こる。 アク止め モルタルやコンクリートからアルカリ分が染み出し(アク)、塗膜が変色や剥離を起こすのを防ぐための下塗り材や添加剤。近年のシーラーにはアク止め機能があるものが多い。 3. 仕上げ・トラブル・保証関連の重要ワード 艶(つや)・艶消し 塗膜の光沢や輝き。艶の有無や度合いによって外観印象や汚れの付きやすさが変わる。 退色(たいしょく) 紫外線や経年劣化による色あせ。特に南面や屋根で起こりやすい。 剥離(はくり) 密着不良や下地トラブル、塗装不良で起こる塗膜の剥がれ現象。下塗りや下地処理の重要性が問われる。 透湿性(とうしつせい) 塗膜が雨水は通さず、内部からの湿気は外に逃がせる性質。高い透湿性は建物内部の結露やカビ予防に有効。 アフターフォロー(保証) 工事後の点検・補修や保証期間に関する取り決め。保証内容は必ず確認しておきたいポイント。 4. 外壁・屋根の部位や付帯部品の名称 サイディング/モルタル 現在主流の「サイディング」は板状の外壁材、従来型の「モルタル」はセメントと砂を混ぜて塗ったもの。部材ごとに補修や塗料選定のポイントが異なる。 下屋/鼻隠し/破風 軒下の小さな屋根が「下屋」、屋根端部分の板が「鼻隠し」、屋根の側面部分が「破風」。それぞれの塗装も外壁工事に含まれるケースが多い。 雨樋/戸袋 「雨樋」は屋根の雨水を流す排水設備、「戸袋」は雨戸が収納されるスペース。耐久性や見た目も塗装の対象になることがある。 5. まとめ 外壁塗装には多種多様な専門用語が登場し、その一つひとつに確かな意味と役割があります。現場で使われる用語を理解できれば、業者とのコミュニケーションが格段に円滑になり、適切な工事内容や見積もりの精査に役立ちます。 特に「工程」「材料」「トラブル」「部材」に関する言葉を押さえておくだけでも、安心感や満足感は大きく変わるはずです。不明な言葉や疑問は必ず質問し、納得したうえで自分の家の大切な工事を進めて下さい。 本ブログが、大切なお家のためにお役立ていただけますと幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 ハッピーなリフォームライフを!! (株)屋根と壁のお店では 地元の会社、地域の方が安心できる塗装工事を目指しています! 『だから私たちにとっては作品です』 この言葉を合言葉に地元・地域に愛されるお店で在り続けるを目指して お客様の大切なお家を確かな施工力で 「作品」としてお守りいたします 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り工事のことなら (株)屋根と壁のお店へお気軽にご相談ください ✔話を聞くだけでもOK! ✔お見積もりだけでもOK! ✔まずは無料診断から😉 屋根・外壁塗装・雨漏りのご相談はフリーダイヤル 0120-335-271塗装の豆知識