2024年05月29日 更新
ALC外壁材の耐用年数と費用相場
皆さま、こんにちは(^^)/ 弊社は、地元・地域に愛され続けるお店をモットーに越谷市、草加市、吉川市の外壁塗装・屋根塗装工事を行っております。 今日はお家の顔とも言える外壁材について、特に 「ALC外壁材」 に焦点を当てて、その魅力や注意点、費用相場などについて、わかりやすくご紹介したいと思います。家を建てる時、リフォームを考える時、外壁材選びは非常に重要ですよね。そんな中で、最近注目を集めているのがALC外壁材なのです。 ***ALC外壁材って何?*** ALCは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、直訳すると「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」となります。主に珪石、セメント、石灰、発泡剤などから作られており、その最大の特徴は、軽量でありながら、耐久性、断熱性、防音性、さらには耐火性にも優れている点です。これらの性能により、快適な室内環境を実現しやすくなります。 ALC外壁材の種類 一般パネル: 外壁の側面部分に使用される平面のパネル コーナーパネル: 建物の四隅の角に使うL字型のパネル 薄型パネル: 35mm以上、75mm未満のパネル。主に鉄骨造、木造の建築物に使用 厚型パネル: 厚さ75mm以上のパネル。主に鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの耐火建築物に使用 平パネル: 無模様のパネル 意匠パネル: デザインが施されたパネル ***ALC外壁材の種類とメリット・デメリット*** ALC外壁材には、一般パネルやコーナーパネル、薄型パネル、厚型パネルなど、使う場所や目的に応じた様々な種類があります。また、その軽量性による耐震性、優れた断熱性や防音性、耐火性など、数多くのメリットがあります。 しかし、ALC外壁材には高い吸水性があるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。また、サイズが小さいためにつなぎ目が多くなりがちで、その分メンテナンスが必要になる点も覚えておきましょう。 メリット 高い耐久性と軽量性 優れた断熱性、防音性、 調湿機能による室内環境の改善 デメリット 高い吸水性: 水分を吸いやすく、劣化の原因になる可能性がある。 つなぎ目が多い:サイズが小さいため、接合部の目地が目立ち、 メンテナンスが必要 高価他の外壁材と比較して価格が高めであること ***費用と相場はどれくらい?*** ALCパネルの費用相場:約7,500円〜/平米 他の外壁材と比較すると性能が高い分、やや高価です。ただし、その耐久性と機能性を考慮すれば、長期的に見てコストパフォーマンスは良いと言えます。 また、施工する家の大きさや地域、選ALCパネルの種類(薄型や厚型、意匠パネルなど)によっても費用は変わります。 他の外壁材との比較 他の外壁材と比べてみるとALCパネルは機能性が高い分、価格もやや高めに設定されています。 窯業系サイディング:約3,000円〜/平米 金属系サイディング:約4,000円〜/平米 モルタル:約4,500円〜/平米 タイル:価格は大きく異なるが、一般的にはALCパネルよりも高価 ***耐用年数とメンテナンス*** ALCパネルの耐用年数は50年以上とされていますが、定期的なメンテナンスが必須です。具体的には、10〜15年ごとの塗装やシーリング材の補修が推奨されています。 これにより、吸水性が原因での劣化や、つなぎ目からの水の侵入を防ぐことが可能です。 ALC外壁材はその優れた特性から、様々な建物に適していますが、特に耐久性や断熱性を重視する場合におすすめです。しかし、定期的なメンテナンスを行うことが、その性能を長く保つためには重要です 定期メンテナンスの費用 ALCパネルは耐久性が高いものの、その性能を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。特に塗装は10〜15年ごとに必要とされ、費用はその時の状態や選ぶ塗料によって変わりますが、一般的な外壁塗装の費用は以下の通りです。 一戸建ての外壁塗装全体:約50万円〜150万円(家の大きさや塗料の種類による ALC一戸建ての外壁塗装にかかる費用は、使用する塗料の種類によって大きく変わることがあります。ここでは、ALC外壁に適した塗料を中心に、その特性と費用相場を簡潔に比較してみましょう。塗料の選択は耐久性、耐候性、仕上がりの質感など様々な要素を考慮して行われます。 **ALC外壁塗装用塗料の比較** 塗料の種類 特徴 耐用年数 費用相場 シリコン塗料 耐候性・耐水性に優れ、一般的に人気が高い 10〜12年 約60万円〜100万円 アクリルシリコン 塗料 アクリル塗料の利点とシリコン塗料の耐候性を兼ね備える 8〜10年 約70万円〜90万円 ウレタン塗料 弾力性があり、細かなひび割れにも対応可能 10~15年 約80万円〜110万円 フッ素塗料 最高級の耐候性、汚れにくさが特徴。 長期間の美観保持に優れる 20年以上 約120万円〜180万円 費用に影響する要素 建物の大きさ:塗装する面積が大きいほど、当然ながら費用は高くなります。 塗装の層数:塗る層数が多ければ多いほど、材料費も手間も増え、それに伴い費用も上がります。 下地処理の状態:ALC外壁の場合、下地処理にどれだけ手間をかけるかも費用に大きく影響します。ひび割れや劣化が進んでいる場合は、それらの補修費用も考慮する必要があります。 塗装時のポイント 塗料選び:ただ安いからといって即決せず、耐久年数や保証期間、家の状況を考慮して選ぶことが大切です。 下地処理の重要性:塗装の持ちを良くするためには、下地処理をしっかりと行うことが非常に重要です。 見積もりは複数取る:数社から見積もりを取り、費用だけでなく提案内容やサービスを比較検討しましょう。 塗装工事は大きな投資です。長期にわたって家を守り、見た目を美しく保つため に、最適な塗料選びと信頼できる業者選びを心がけましょう。 ALC一戸建ての外壁塗装を検討する際には、塗料の選択だけでなく、下地処理の質や施工業者の技術力も重要な要素となります。最適な塗料選びと正確な見積もりを行うためにも、複数の信頼できる業者から相見積もりを取り、詳細な説明とサービス内容を比較検討することが大切です。この表が、ALC外壁の塗装において、皆さんの予算計画や業者選びの参考になれば幸いです。 ***まとめ*** いかがでしたか?ALC外壁材はその軽量性や耐久性など、非常に魅力的な特徴を持っています。しかし、適切なメンテナンスを行うことが、その性能を長く保つ鍵です。外壁材選びは、ただのデザインだけでなく、これらの機能性や維持管理のことも考えながら、じっくりと選んでいきたいですね。 今日はALC外壁材について、さまざまな角度からご紹介しました。お家のリフォームや新築を考えている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。また次回も、皆さんのお家作りに役立つ情報をお届けできればと思います。 (株)屋根と壁のお店では 地元の会社、地域の方が安心できる塗装工事を目指しています! 『だから私たちにとって作品です』 この言葉を合言葉に、地元・地域に愛され続けるお店を目指して お客様の大切なお家を確かな施工力で 「作品」としてお守りいたします!(^^)! 外壁塗装・屋根塗装のことなら(株)屋根と壁のお店へお気軽にご相談ください☺ ✔話を聞くだけでもOK! ✔お見積もりだけでもOK! ✔まずは無料診断から😉 屋根・外壁塗装のご相談はフリーダイヤル0120-335-271 HPからでも随時受け付けております(^^♪スタッフブログ